【オートレース】中村杏亮 熱烈G党の注目株 けがから復帰しV5飾る

飛躍が期待される中村

飯塚所属 持ち味はスピード戦

 飯塚所属のオートレーサー中村杏亮(25)が右足首骨折から約4か月の入院・療養を経て復活。今年2月には33期ナンバー1の通算5回目の優勝を飾り、次世代のエースを目指し日々奮闘している。

 持ち味はスピード豊かな攻め。スタート(S)後から2コーナーにかけての強烈なツケマイ、車速に乗ったまくりは強烈だ。師匠の久門徹(飯塚・S35)は「元々スピードはある。もっと攻めの幅を広げ、中から抜くさばきをしっかり覚えて欲しい」と課題を挙げる。

 強化すべき点は、自身も理解している。「攻めるSで展開を作り、好位置をキープして最低限予選突破をこなす。そのためにも、さばきを身に付けていかなくてはいけない」と器具を使って体幹を鍛え、できる限りコースを周回して練習に励む。

師匠の教え「優勝できると思うまで手を動かせ」

 整備も勉強中だ。レースのたびに整備ノートにポイントをつけ、ことあるごとにページをめくる。「もっと整備の経験を積み、師匠の教え『優勝できると思うまで手を動かせ』を実践して覚えていきます」と話す。

 2017年9月にデビュー。同年最優秀新人賞受賞、翌年10月にはG2「若獅子杯争奪戦」(山陽)で優勝するなど輝かしい勲章をもつ。同期にはG1を制した黒川京介、地元にも木山優輝、吉松優輝と良きライバルに恵まれている。「彼らには負けられない。けがで4か月むちゃくちゃ痛かったけど、また最重ハンに戻り、G1の優勝戦に乗って勝ち、SGにも出て活躍したい」と意気込む。

 息抜きは、熱狂的な巨人ファンで二匹のトイ・プードルと一日2回の散歩をし、たまにはゴルフ。昨年6月に結婚し責任は増したが励みになる。今後の活躍に期待したい。(松永 康弘)

(2021/4/7紙面掲載)

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