レースほっとらいん

(2019/1/3紙面掲載)

【地方競馬】

趣向をこらしファン呼ぶ佐賀競馬

2月「佐賀記念」でさらなる盛り上がりを

 佐賀競馬2019年の新春レースが2日に開幕した。5レース発売中には佐賀競馬所属の騎手がウィナーズサークルに集合し、恒例の餅まきが行われた。このように、同競馬場は様々な仕掛けを用意して、来場者を喜ばせてくれる。

 

 昨年最も話題となったのが、11月から始まった「イブニングレース」だ。朝の調教に使われていた走路照明施設を活用。最終レースを18時10分前後にすることで、中央競馬ファンに興味を持ってもらうことに成功した。

 

 12年以降、中央競馬の電話投票会員が地方競馬のレースも購入出来るようになったのは大きい。8月に行われた「サマーチャンピオン」では、1Rだけで約3億6千万円を売り上げ、同レース最高を更新した。

 

 裏方の努力も忘れてはならない。「パッカル情報局」として動画共有サービスYouTubeを使い、トラックマンの専門解説、重賞レースでは調教師のコメントを配信。ファンに一つでも多く情報を提供している。

 

 佐賀競馬では3年ぶりの新人騎手となった出水拓人騎手の活躍もファンを呼び込んだ要因のひとつ。4月22日に初勝利を挙げると昨年は通算30勝をマークした。5日に行われる「第3回SAGAジョッキーズセレクション」では、ファン投票3位と人気を集めている。

 

 佐賀県競馬組合管理課企画係の中村直子さんは「3日には干支根付プレゼント、5日と6日には馬の絵付き手ぬぐいを先着プレゼントとして準備しています」と話した。

 

 新年からにぎわう佐賀競馬。2月には「佐賀記念」も控えており、昨年以上の盛り上がりが期待できる。今年はどんな工夫で、ファンを楽しませてくれるだろうか。 (田原 年生)