【地方競馬】佐賀競馬の“キングシャーク”鮫島克也騎手 5000勝達成

昨年12月26日 2万3986走目

 昭和の時代。「鮫島を買っておけば間違いない。馬の能力を引き出すのがうまい」。そんな会話をファンの間で聞いたことがあった-。

 佐賀競馬所属の鮫島克也騎手(58)は昨年12月26日の佐賀競馬8R。シンカンワールド号に騎乗し、見事に1着。2万3986戦目で地方通算5000勝を達成した。地方競馬では的場文男(大井)、佐々木竹見(引退)、石崎隆之(引退)、川原正一(兵庫)に続いて5人目。佐賀競馬では初の快挙となった。

 「残り5勝になってから少し時間がかかってしまいましたが、勝ててホッとしました」。レース後の口取りには後輩の騎手も集まり写真に納まっていた。また、翌日の重賞レース「中島記念」も制し2020年を締めくくった。

 95年から05年まで佐賀のリーディングジョッキーを継続してファンから絶大なる人気を寄せられた。また、01年には第15回「ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)」に出場し、2勝を挙げて総合優勝したのは地方競馬の騎手として最高の偉業だ。

 「あの光景は一生忘れないですし、達成感があった。一番と聞かれたらやはりWSJSの優勝です」と振り返った。

 21年の1月は6勝。一つ、一つの勝利が記録に刻まれていく。

 「これからも体力の続く限り、頑張って行きたいですね」。

 実況アナウンサーが名付けた「キングシャーク」が人馬一体となってこれからも佐賀競馬を盛り上げてくれそうだ。 (田原 年生)

(2021/2/3紙面掲載)

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