【高校野球・福岡】九州国際大付 3発V

高校野球 福岡代替大会 北九州地区決勝
7回、九国大付の井上が左越えの本塁打を放つ

◇決勝 九州国際大付10-7真颯館(2日・北九州市民球場)

井上突き放す一発

 手応え十分だった。九州国際大付の4番・井上堅心主将(3年)は、確信に満ちた表情で走り始めた。「直球だけを待っていた」。大きな放物線を描いた白球が左翼席に飛び込むと、ベンチは一気に沸き返った。

 主将の貴重な一撃が飛び出したのは、1点を追う7回。敵失などで7―6と逆転すると、さらに無死三塁の好機で、高めに浮いた直球を振り抜いた。この2ランも含め、この回一挙5点。一気に相手を突き放した。

 3回までは無安打。自慢の強力打線は沈黙しているかに見えた。しかしこの間、相手先発に球数を投げさせ、球筋をしたたかに見極めていた。2巡目に入ると、次々と快音を響かせ、終わってみれば3本塁打を含む10安打で10得点を挙げた。

後輩への置き土産

 最大の目標だった甲子園がなくなった。その後、福岡県高野連が独自大会も行わないと発表したことで、ナインはさらに落ち込んだ。それでも代替大会の開催が決まり、何とか前を向いた。

 最後の試合を勝利で締めくくり「3年生みんなで勝ち取った」。後輩らに最高の置き土産を残し、井上主将らは互いに健闘をたたえ合った。

全試合結果(報知新聞社)

(2020/8/3紙面掲載)

ボーイズリーグ(中学生、小学生の硬式野球)

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