【高校野球・福岡】福高 県有数の進学校がタイブレークサヨナラV

高校野球 福岡代替大会 福岡地区決勝
タイブレークでサヨナラ勝ち。劇的優勝に喜びを爆発させる福岡ナイン

◇決勝 福岡4-3福岡大大濠 ※延長11回、10回からタイブレーク(3日・ペイペイD)

代打大堂が大仕事

 勝利の瞬間、福岡ナインがベンチから一斉に飛び出してきた。「3年生にいい思いをさせたい一心で頑張ってきましたから」。小森裕造監督(40)の視線の先には、グラウンドで喜びを爆発させる選手らがいた。

 両先発の好投で9回を終え0-0と、ともに譲らずタイブレークになった。10回に1点を許すも、その裏、すかさず同点に。続く11回、今度は2点を勝ち越された。万事休すかと思われたが、福岡ベンチに下を向く選手は一人もいなかった。

 1死二、三塁から連打で同点とし、なお1死満塁。ここで代打大堂優輝(3年)がサヨナラの中犠飛を放った。「ずっと逆転で勝ち上がって来たので、焦ることはなかった」と小森監督。最後の逆転は、冷静に自分たちの野球を貫いた結果だった。

先発緒方 好投13K

 一番の勝利の立役者は、先発の緒方駿介(3年)だろう。サイドハンド右腕は、得意のスライダーを軸に丁寧に内外角を突き、最後まで相手打線に的を絞らせなかった。最後まで一人で投げ切り、13奪三振の力投。「120点です」と満面の笑みを見せた。

 県有数の進学校。甲子園の中止が決まり、勉強に専念したいという生徒も現れた。しかし、代替開催が決まると、もう一度頑張ろうと結束した。最高の結果をつかみとり「夢みたいでした」と森谷史人主将(3年)。その言葉にナインの思いは凝縮されていた。

全試合結果(報知新聞社)

(2020/8/4紙面掲載)

ボーイズリーグ(中学生、小学生の硬式野球)

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