【ドラフト】オリックス1位の福岡大大濠・山下舜平大(しゅんぺいた) 伸びしろ最大級

オリックスから1位指名を受け、「新人王」と書いた色紙を手に笑顔の山下(中央)

山本由伸に弟子入り志願

 オリックスから1位指名を受けた福岡大大濠高・山下舜平大投手(18)は、ほっとした表情を浮かべて抱負を語った。「日本を代表する投手になりたい。しゅんぺいたって、ファンに愛されるような」。色紙には「新人王」と書き込んだ。

 会見場で、緊張の面持ちでモニターを見守った。オリックスの1位指名が決まると、「いきなり言われてびっくりした。1位とは思ってなかったので」と、表情が一気に緩んだ。「山本由伸投手にいろんなことを聞いてみたいですね」と、チームを代表する同じ本格派右腕の名前を挙げ、早くも弟子入りを志願した。

母・美智代さん(左)に頭を撫でられ照れ笑いを浮かべる山下

最速153キロ さらなる高みへ

 189センチ、93キロ。全国の舞台は未経験ながら、恵まれた体格を生かし、長身から投げ下ろす最速153キロのストレートが武器だ。8月に甲子園で開かれた合同練習会のシート打撃では、ただ一人150キロをマーク。スピードへのこだわりも強く「165キロを目指して練習していきたい」と、さらなる高みを見据えた。

 高校時代は、変化球はカーブのみ。今はフォークボールを習得中。上のステージで新たな球種を覚えて行けば、どんな投手に化けるだろうか。その「伸びしろ」こそが最大の魅力といえるかもしれない。

 著名な経済学者ヨーゼフ・シュンペーターが名前の由来という。将来的には「沢村賞も目指したい」と志は高く、「いつかは立ってみたい」と、メジャーのマウンドへの憧れも口にした。「トレーニングをしっかりして、1年目からチャンスをもらえるように頑張りたい」。まずはしっかりと体力づくりに励み、「しゅんぺいた」の名前を全国にとどろかせる。(加藤 博之)

(2020/10/27紙面掲載)

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