【高校野球】福岡大大濠 堅守に打力も整え4強照準/センバツ高校野球

第93回センバツ高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)
ガッツポーズで喜ぶ福岡大大濠ナイン

4年ぶり5度目

 福岡大大濠は4年ぶり5度目のセンバツ出場に沸いた。140㌔左腕の毛利海大と川上陸斗のバッテリーを軸とした堅い守りで昨秋の九州大会準優勝。八木啓伸監督(43)は「ベースにあるのは守り。ただ甲子園ではいい投手が出てくるので打つことを中心に取り組んだ」。今冬はセンター返しを意識し、緩めのボールを打つ練習に専念。投打のバランスを整え、初の4強進出を目指す。

左腕・毛利 エースの系譜

 オリックスのドラフト1位・山下舜平大や阪神・浜地真澄らが背負ってきたエース番号を引き継いだ毛利は「偉大な先輩ばかりで重みがあるけど恥じないように頑張る。もっと切れのあるボールを投げたい」と闘志を燃やした。

 巨人ドラフト1位右腕・平内龍太のいとこで、元ダイエー投手のソフトバンク永井智浩・編成育成本部長の長男・永井大斗は「ウチの家系では初めての甲子園。大事なところで一本打つことを意識していきたい」と活躍を誓った。

(2021/1/30紙面掲載)

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