【ドラフト】中日3位・石森大誠「火の国ドクターK」新人王狙う
- 2021/10/12
- 【野球】九州・山口

馬原監督から指導
中日から3位指名を受けた火の国サラマンダーズ・石森大誠投手(23)は熊本市内のホテルで記者会見し、「160キロを出して、球界を代表するような左腕になりたい」と力を込めた。
今年新設された独立リーグの九州アジアリーグで頭角を現し、初の指名選手となった。プロ野球でも活躍したサラマンダーズの馬原孝浩監督から指導を受けたことで才能が開花。東北公益文科大時代最速149キロだった直球は155キロに。今季は36試合に登板し19セーブをマーク。36回1/3で63奪三振の活躍を見せ、スカウトの注目を集めた。
大学4年時は、プロ志望届を出したものの声はかからなかった。それだけに指名の瞬間は、ほっとした表情を浮かべた。当然、即戦力として1年目からの活躍を期待されていることは、本人も分かっている。目標を問われ、色紙には力強く「新人王」と書き込んだ。
(2021/10/12紙面掲載)