みやざきフェニックス・リーグ杯 第18回サマーベースボールトーナメント【２日目】（7月30日・宮崎市生目の杜運動公園アイビー第二球場ほか）

　プロ球団が宮崎キャンプで使用する会場を舞台とする小学生の軟式野球大会。３１日は宮崎市の県総合運動公園ひなた木の花ドームなどで２、３回戦が行われ、小笹少年野球クラブ（福岡）などが４強に名乗りを上げた。１日は生目の杜運動公園アイビースタジアムなどで準決勝と決勝が行われる。

▽３回戦
宇土ブルーナイン（熊本）　１００　３００＝４
小笹少年野球クラブ（福岡）４２１　０２Ｘ＝９

上井主将 ２戦計１２回力投

　小笹少年野球クラブが４度目の大会出場で初の４強入りを果たした。

　３回戦はエースで主将の上井が４失点完投と力投した。前日に続き、この日も雨天による時間短縮のためカウント１―１から始まる特別ルール。球数制限が適用されなかったこともあり、上井は完封した２回戦に続いて完投。２戦計１２イニングを投げ抜き、「疲れはなかった。コントロールは良くなかったけど球が伸びていた」と振り返った。

打線も援護

　打線は初回に高園、大喜多の連打をきっかけに、鍵山の適時打などで４点を入れて逆転。２回に上井の２点二塁打、６回に安東の２点適時打など計９点を入れた。

　小堤監督は「上井が雨の中、粘り強く投げてくれた。ただ簡単なエラーもあり試合内容は良くなかったのでミーティングをして修正していきたい」。集中して守り、初の栄冠をつかみ取る。

（web限定 2022/7/31公開）

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