【ボートレース】吉田翔悟 フレッシュルーキーの期待に応える

記者が選んだ2020イチ推し選手①

大村のフレッシュルーキーに選ばれた吉田翔悟

地元大村で奮起

 2020年のボートレース大村フレッシュルーキーに選ばれた。慣れた地元を今まで以上に走る機会が増えるのはプラス材料しかない。それでも「甘い考えを捨てて、冷静に、客観的に自分を見つめ直して期待に応えたい」と落ち着いて話した。

 選手を志したきっかけは、元レーサーの父・博憲さんの存在だった。中学、高校では野球に夢中だったが、福岡大学在学中、ボートレース福岡でレースを見て、父と同じ職業に進むことを決心した。だが、現実は甘くなかった。ボートレーサー養成所には6回目のチャレンジで入所。デビューしてからは57、8キロあった体重にも苦しんだ。師匠の下條雄太郎もレースに対しての教えは厳しく、結果を出せないことにも悩んだ。

 初1着まで1年近くかかったが、妻の栄養管理の手助けもあって、今では体重に苦しまなくなった。それでも、まだスタートラインに立ったばかりだという。

 「今までの自分にはセールスポイントがありませんでした。でも、これからはスタートを行って自分で展開を作る走りをしたい。今まではスタートから人任せなところがあったので。あとは競り合いにも強くなりたい」と目を輝かせる。

 好きな言葉は、論語の「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず」だという。

 「今はボートレースが好きだし、成績が良くなると楽しくなりました」。フレッシュルーキーに選ばれたチャンスを生かして、A級レーサーの仲間入りを目指す。 (長谷 昭範)

吉田 翔悟(よしだ・しょうご)1991年1月17日生まれ。28歳。長崎県大村市出身。長崎支部。16年5月、大村でデビューした118期。同期には新開航、宮之原輝紀らがいる。17年4月に大村で初1着。生涯獲得賞金は約2633万円。

(2020/1/3紙面掲載)

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