【ボートレース】井本昌也 攻めの姿勢貫きA級昇格目指す

記者が選んだ2020イチ推し選手⑤

2年連続で徳山フレッシュルーキーに選出された井本昌也

Fの後遺症克服へ

 デビューから2年半が経過し、勝率は緩やかに上昇傾向だ。今期勝率は4.35。まだまだ自分の理想には程遠い。それでも2019年に続き、20年の徳山フレッシュルーキーに選出され「走る機会が多いので、期待に応えられるように頑張ります。舟券を買ってくれる人に貢献したい」と意気込みを語った。

 19年を自己採点してもらうと「30点ですね」と厳しい。内枠での成績を伸ばしきれなかったことが最大の要因だ。

 苦い過去がある。18年8月に地元徳山で切ったフライング(F)だ。コンマ05の非常識なFだった。以来、「ターンして前に出る自信はあるんです。ただ、Sでびびりっぱなしで…」と大事な内枠もSで遅れ、1マークまでに他艇に包まれてしまう。それが勝率の大きな弊害になっている。しかし、原因が分かっていればあとは改善するのみ。

 今年の目標はA級を狙える位置に付けること。そのために必要な課題は十分に承知している。「足りないのは全てです。エンジン出しから旋回から挙げればきりがないですけど…。それでもやっぱりSに尽きますね。今年はまくられないSを行きます」

 課題は山積みだがひとつずつクリアしていくしかない。トップ選手たちも通ってきた道のりだ。まずは2020年。Sから攻めの走りを披露する。(福山 脩平)

井本 昌也 (いもと・まさや) 1997年3月28日生まれ。22歳。山口県出身。山口支部。17年5月、徳山でデビューした120期。同期は前田篤哉、宗行治哉、佐々木完太ら。17年9月に大村で初1着。生涯獲得賞金は約2210万円。

(2020/1/7紙面掲載)

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