【ボートレース】小芦るり華 鋭いターンでQCシリーズ戦目指す

記者が選んだ2020イチ推し選手⑦

佐賀支部期待の女子レーサー小芦るり華

F重ね発想を転換

 佐賀支部の若手は、末永和也(124期)、定松勇樹(125期)のボートレーサー養成所チャンプら逸材が多い。女子にも期待のレーサーが存在する。118期の小芦るり華だ。

 ボートレーサー養成所で、リーグ戦を優勝するなど勝率6.16をマークした。期待の新人はデビューすると、限りなく0台に近いSをぶち込み続け、女子で初めて期別平均S(コンマ10)でトップに立った。話題をさらった一方でデビュー期で切ったFは3本。度重なる勇み足の代償は大きく、事故率オーバーで重いペナルティーを科せられた。

 同期が出走回数を重ねる中、小芦は1年ほどレースから遠ざかった。長期の休み中はアルバイトしながらデビュー期のレースを振り返り、練習に励む毎日。結果、出た答えは「どれだけSを行っても勝てないことが分かった。ターンを磨かないといけない」。

 復帰後のSは人並み。コーナー勝負に徹したが、2期間は思うような練習の成果が現れなかった。ようやく3期前(2019年前期適用)に勝率2.01が倍増の4.05へ。前期は期初めのFが影響して成績を少し落としてしまったが、昨年11月からの今期は三国ヴィーナスシリーズで準優入りするなど勝率は5点超え。旋回に磨きをかける努力が着実に実ってきている。

 今年の目標は「クイーンズクライマックスのシリーズ戦に出ることです。出場することが出来たら、A級昇格、初優出など色々なものが付いてくると思うので」。地に足を付けたレースが増えているのは成長の証し。磨きがかかってきた鋭いターンを駆使して、飛躍の年と行きたい。 (高木 拓也)

小芦るり華 (おあし・るりか) 1997年9月9日生まれ。22歳。佐賀県小城市出身。16年5月からつでデビューした118期。同期には宮之原輝紀、新開航、板橋侑我らがいる。18年3月に下関で初1着。生涯獲得賞金は約2577万円。

(2020/1/8紙面掲載)

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