24~K部長のボートレース放浪記 桐生編

(2018/8/18)

桐生 レディースチャンピオン編(2018.8) 上①

 Kです。連日、危険な暑さが続いています。そんな中、夏の女王を決めるプレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」が桐生(群馬)で開かれました。九州も暑いことは暑いのですが、北関東の暑さは別格です。「飛んで火にいる夏の虫」よろしく8月4、5日と旅打ちに行ってきました。噂に違わぬ暑さで連日、大量の汗をかきましたが、舟券の方はたっぷりと冷や汗を流すことになりました。

ボートレース桐生 ドラショップ

 全国24場あるボートレース場のうち最北端の桐生。当然、福岡からは最も遠い旅打ち先です。今回は8年ぶり2回目の出走です。前回は2010年10月のダービー(当時は全日本選手権)。初のナイターダービーで、瓜生正義(福岡)が4コースから差して優勝し、④⑤①、12,280円の万舟をゲットした思い出深いレース場です。東京に前泊し、4日朝、上越新幹線で高崎まで行き、両毛線に乗り換えレース場に向かいます。レース場の名前は桐生ですが、実際の所在地はみどり市。JRの最寄り駅も桐生ではなく、岩宿です。小さな駅ですが、ここから無料の送迎バスが出ています。駅の跨線橋から照明塔が見えるぐらいの近さで歩いても15分ほどです。

 

 桐生には2M側に北ウイング、1M側に南ウイングと呼ばれる2つのスタンドがあります。北ウイングには外向発売所「ドラ・ショップ」が隣接していて、本場の中央ゲートとつながっています。午後1時10分、ここから入場です。南ウイングに足を踏み入れ、8年前の記憶が少しずつ蘇ってきました。ここは2005年に完成した新スタンドで、内装はオレンジを基調にしており、床はオレンジと黄色の縞模様です。他のレース場ではお目にかかれないおしゃれなつくりで8年前に来た時も「きれいなスタンドだなぁ」と感心したことを思い出しました。その後、大村(長崎)や鳴門(徳島)など趣向を凝らした新スタンドが次々と誕生していますが、この南ウイングが誕生した当時はそれまでのボートレース場のイメージを一新したのではないかと思います。

 

ボートレース桐生 ソースカツ丼

 レースが始まるまでにまずは腹ごしらえですが、桐生に来たからにはやはりソースカツ丼でしょう。三国(福井)の名物もソースカツ丼ですが、群馬、福井それぞれが発祥の地を主張しているようで、ホントのところはよくわかりません。要は丼ご飯の上に、ウスターソースやトンカツソース浸したトンカツを乗せたもの。店によっては千切りのキャベツも乗っています。頼んだソースカツ丼にはキャベツは乗っていませんでしたが、なかなかのボリュームでお腹いっぱいにはなりました。とは言え、これ、トンカツライスと何が違うの?といった感じです。まあ、レース観戦しながら食べるには丼の方がいいのかもしれませんが、個人的な好みでいえば、カツ丼はやはり卵とじの方ですね。

 

 さて記念すべき8年ぶりの桐生の1R。準優勝戦敗退組の一般戦で①池田明美(静岡)②高橋淳美(大阪)③森岡真希(岡山)④茶谷桜(滋賀)⑤渡辺優美(福岡)⑥水野望美(愛知)。からつ(佐賀)のマスターズチャンピン(2014年)で準優勝の経験もあるベテラン、高橋の名前が目立ちますが、成績は2日目からゴンロク(5、6着)を並べさっぱりです。このレースも展示、1周タイムとも最悪です。逆に4カドになりそうな茶谷の展示タイムが抜けています。専門誌「Boat Boy」の新概念データによれば茶谷の4コースはまくり一本です。ここは茶谷のまくりを買わない手はありません。まずは④-①⑤-①⑤⑥。まくり切れなかった場合は池田の逃げから①-④-全です。

 

 本番。2コースの高橋がスタートへこみ、先まくりを放ったのは森岡でしたが、池田に艇を合わされ、外へ。茶谷は差しに構え、さらにその上をまくり差してきたのが渡辺。大時計裏では早々と抜け出し、茶谷、高橋、池田が並走しながら2Mへ。エンジンが出ていない高橋が大きく流れ、2、3着は茶谷、池田、森岡の争いに。結局、茶谷が2着と取り切り⑤④③。26,500円といきなりのビッグ配当スタートとなりました。予想した展開とは違っていましたが、茶谷のまくりを想定したのなら、その外からの⑤-④は買えない舟券ではありません。いずれにせよ、今節の桐生は昼間の前半レースでインが敗れ、高配当が出ています。この日も同様の傾向のようで、日が暮れるまでは穴勝負です。

ボートレース桐生 レディースチャンピオン

 続く2R。①島田なぎさ(埼玉)②池田浩美(静岡)③金田幸子(岡山)④新田芳美(徳島)⑤高田ひかる(三重)⑥深川麻奈美(福岡)。ここにもいます。穴の使者が。池田です。明美も含め池田姉妹の2コースはまくりです。「(山崎)智也(群馬)の2コースはまくり」と同じぐらい、私の頭の中に刷り込まれている情報です。まして1号艇は若手の島田。今節の成績もパッとしません。展示は前日落水失格となった金田が、事故点がいっぱいなのかピット離れから大外に出て、①②④/⑤⑥③。恐らく本番も同じ並びでしょう。池田は展示、1周タイムともによくありませんが、ここは気にしません。まくってしまえばタイムは関係ありません。本線は②-全-①、②-④⑤-全と池田の頭から手広く狙います。穴目は1Rの反省も踏まえ、池田の外からです。④⑤⑥-②=全とさらに手広く24点です。どれが来ても万舟は確実です。

 

 本番も展示通りの並びからトップスタートを切った池田があっさりと島田を飲み込ます。続いて新田、高田、深川が差してきます。「よっしゃー、できたやろ」。早々と的中を確信です。あとはどの目で来るか。バックでは池田がやや先行していましたが、舳先をかけた深川が2Mを先マイし、抜け出します。後続は池田、新田、高田が2、3着争いですが、池田が舟券からはずれることはなさそうです。モニターで確定オッズを確認します。どれが来てもかなりの配当です。結果は⑥②④、28,590円。いやー気持ちいい。予想通りの展開でズバリです。

 

 3R。ここにもまくり屋がいます。3号艇の平田さやか(東京)です。平田のセンター戦はまずまくりです。内の①松瀬弘美(静岡)②渡辺千草(東京)のスタートが速くないのも好材料です。2匹目のドジョウを狙います。平田から⑤原田佑実(大阪)⑥中村桃佳(香川)へ③-⑤⑥-全とその裏の⑤⑥-③-全。期待通り、スリット先行した平田が攻めていったのですが、それを見て松瀬が握り返し、1Mを強引に先マイ。平田はまくり差しに切り替えましたが、引き波にはまり万事休す。結局、抜きながら松瀬は1着となり①②⑥、4,320円で決着しました。

 

 これで潮目が変わったのでしょうか。以降、逃げる逃げる。穴を狙いつつ、もちろんインからの舟券も買ってはいるのですが、これがことごとくはずれます。気がつけば準優勝戦前の8Rまですべて1号艇が勝利。舟券も3Rから6連敗。2Rで作った貯金は羽が生えたかのように赤城山の彼方へと飛んでいき、見る影もありません。2Rが終わった時点では「今日は大勝ちか」と鼻息も荒かったのですが、8Rが終わった時点では「それにしても当たらなあ」とため息しか出ません。日は西に傾き、照明にも灯が入りました。ナイターになるとイン有利と言いますので、準優勝戦は1号艇を中心に舟券を組み立てた方が良さそうです。

桐生レディースC編【上】①  【下】