24~K部長のボートレース放浪記 戸田編

(2019/3/29更新)

戸田 クラシック編(2019.3) ②

 10R、特別選抜B戦。①笠原亮(静岡)②菊池③峰④井口佳典(三重)⑤毒島⑥田村隆信(徳島)。スタート展示は枠なりの3対3。展示タイムは峰がトップ、次いで笠原。1周タイムは田村、毒島の順。笠原は最下位ですが、これはいつものこと。前半の6Rでは4コースから2着に入っており、安定板が着いても上位級と言われる機力はキープできているようです。インの流れが来ていることもあり、本命筋は笠原の逃げからです。2着は峰といきたいところですが、今節はエンジンの仕上がりがもうひとつ。なんとかしのぎ、4日目の集団Fで準優勝戦に滑り込んだという感じです。ならば外枠でも舟券絡みが多い毒島です。前半レースでも期待に応えくれました。①-⑤=全です。穴目は、選抜戦回りになったとは言え、昨年の賞金ランキング1、2位の峰、毒島の頭です。前半レースはともに勝っているので、どちらかが連勝して最終日を締めくくってくれるでしょう。というわけで峰からの③-⑤=全と毒島からの⑤-①③-全。戸田だけに大万舟というわけにはいきませんが、3着に薄目がくればここまでのマイナス分は取り返せそうです。

ボートレース戸田 クラシック 戸田大橋

万舟券ゲット「ナイスぅ~」

 本番も枠なりの3対3。内の2艇が好スタート。やや遅れたところから1M、峰が渾身のツケマイ。出口でやや艇が暴れましたが、笠原を引き波に沈め、トップ。続くのは2Mで逆転した毒島。「よし!!③-⑤、出来た」。いやいや、さすがの2人です。あとは3着。笠原と田村の争いです。③⑤①なら57.6倍、③⑤⑥なら161.0倍。この差は大きすぎます。「頼む、ロク、ロク、ロク」。俄然、田村を応援です。機力的には笠原なのでハラハラですが、最終1Mで田村が突き放し、③⑤⑥でゴール。パチスロライター・ういち風に叫べば「ナイスぅ~」です。

 

 この万舟でここまでの負けをほぼ取り戻し、テンションが上がります。続く11Rは特別選抜戦A。①山田②桐生③山崎智也(群馬)④平尾⑤遠藤エミ(滋賀)⑥山口剛(広島)。こちらもスタート展示は枠なりの3対3。展示、1周タイムともに桐生が断トツ。展示タイムでは伸びが評判の平尾が、1周タイムでは好素性エンジンの遠藤が続きます。前半レース、2コース(3号艇)から1着だった山田の逃げが有力なところですが、ここはタイムや地元の意地も考えて桐生に期待です。10Rの峰同様、最終日を連勝ゴールで飾ってくれるはずです。買い目は②-①④-全の8点。レースは好スタート切った平尾が内を絞り、まくり態勢。これに桐生が飛びつき、2艇とも大きく外へ。この間隙を縫ってトップに立ったのは何と遠藤。⑤①⑥で決まりと思いましたが、大差で4着を走っていた桐生があり得ないところから追い上げ、最終的には⑤①②。14,940円とこれまた万舟決着となりました。

 

レース後に気づく 平尾の右隣は買えたよなぁ

 連続万舟に場内がざわついている中、デジャ・ヴの感覚にとらわれました。そう、前日の準優勝戦12R。得点率トップの1号艇、白井を破ったのが平尾の右隣の馬場でした。伸び抜群の平尾の右隣はおいしい位置なのです。得点率順なら遠藤がその位置になるはずでしたが、4~6枠は番組編成委員の裁量で決めることができます。その“恩恵”を受けた馬場は見事優勝戦にコマを進めました。偶然とは言え、今度は遠藤が平尾の右隣です。しかも馬場と同じ滋賀支部。目には見えない運命のようなものを感じます。そう考えれば穴目で遠藤の頭舟券はあったんじゃないか。まあ、レースが終わった後に思いついたり、思い出したりすることはよくあることですが…。

 

 さあ、優勝戦です。ここで当てなければ、昨年の浜名湖のリベンジどころか、またもや負けて帰ることになります。メンバーは①吉川②長田頼宗(東京)③馬場④白井⑤桑原悠(長崎)⑥徳増。桑原、徳増がSG初優勝を目指します。特に桑原はSG初出場で初優出。チルトを使い分け、予選道中は1着3本。ここは戸田。外枠でも面白い存在です。メンバーが決まってからの話題は徳増のコース取りです。前日のインタビューでは白井は「スローでもダッシュでも4コースから」。一方、徳増は「起こしはターンマーク付近から」。スタート展示では①②③④⑥/⑤。白井が入れて5カドにするとは思えませんし、徳増も強引に内に入って深くなっては戸田ではもたないでしょう。本番の並びも展示通りとみました。

 

「白井~、一緒に浜名湖の雪辱だぁ!!」

 展示タイムは吉川が一人異次元のトップ、次いで長田、白井。1周タイムは白井が断トツで徳増、桑原が続きます。展示を見る限り、当初の予想通り吉川vs白井となりそうです。「準優1号艇の優勝戦4号艇は買い」の格言(?)もあります。さらにここまでインが勝ったレースでの2着は2号艇、4号艇とすべて偶数号艇です。ここは素直に①-④-全が大本線。オッズを見て①-④-②③を厚めに配分です。次線は白井のリベンジを信じ、④-①-全。本命筋はこの8点。穴目は桑原を指名です。2月の九州地区選でGⅠ初優勝。これでクラシックの権利を得て、初出場のSGで優勝戦にまで乗ってきました。SG初優勝が多いと言われるクラシック。大穴を開けてくれるとすれば桑原しかいません。チルトを0.5に跳ねている割に展示タイムがそこまで抜けていないのは気になりますが、単騎ダッシュからの一撃は魅力十分です。手広く⑤-①②③-全の夢舟券です。

 

 帰り支度を整え2M前に陣取ります。ピットアウト。桑原が遅れますが、元々、大外想定、大勢に影響はありません。展示通りの並びで待機行動です。「吉川、頼むぞう」に次いで「長田、行けよ」の声援。関東地区から唯一優勝戦に進出した長田への期待も大きいようです。内から順番に舳先をスタートラインに向けようとした瞬間、白井がダッシュに引きました。並びは①②③/④⑥⑤。白井の4カドは願ったりかなったり。①-④どころか④-①の可能性もグーンとアップです。「白井~、一緒に浜名湖の雪辱だぁ!!」。期待感が高まります。白井はピット近くまで引いて最深部からのスタート。「ん?ちょっとスタート、届いてないけど…」。対岸のビジョンに目を移すと案の定、先に握ったのは馬場で、白井はスタート一撃どころか差し遅れ、万事休す。バックでは先マイした吉川とまくった馬場が併走。何とか振り切った吉川が2Mも先に回り、①-③隊形。3着には大外から好旋回を見せた桑原が入り、①③⑤。3,120円と戸田らしくイン逃げ好配当決着でした。

 

戸田の敵は地元福岡で

 スタートするまでは白井でいけると思ったのですが、レース後の「スタートに尽きる」とのコメント通り、吉川の0.12に対し0.22では、いくら戸田でも無理ですね。これもボートレース。結局、7年ぶりの戸田は2勝10敗。峰-毒島の万舟が取れたので、マイナスは昨年の浜名湖ほどではありませんでしたが、2勝は2勝。改めて戸田の舟券の難しさを思い知らされました。次のSGは地元・福岡でのオールスター。初日ドリーム戦に大山千広、小野生奈(福岡)と女子選手が2人乗ります。楽しみではありますが、福岡は戸田と並ぶイン受難水面。舟券の組み立ても難しいのですが、そこは地元水面。戸田の敵は福岡で、といきたいところです。

 

◇戸田クラシックの戦績

21日:2勝10敗 回収率 80%

戸田クラシック編