24~K部長のボートレース放浪記 多摩川編

(2019/7/8更新)

多摩川 2019.6グラチャン編(下)①

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朝食中に思案 86期の天敵は太田?

 明けて23日。朝からどんよりとした曇り空。今にも雨が落ちてきそうな空模様です。梅雨時期に開催されるグラチャンらしいと言えばらしい天気です。前夜の天気予報では風がやや強くなるとか。荒れるのか、相変わらずのイン逃げ天国になるのか。前日、惨敗しているので少しぐらい荒れてくれないと、とても取り返すことができそうにありません。

 

 JR立川駅前のマクドナルドで朝マックしながら優勝戦を事前予想。①柳沢一(愛知)②太田和美(大阪)③萩原秀人(福井)④木下翔太(大阪)⑤坪井康晴(静岡)⑥徳増秀樹(同)。気になるのは徳増の進入。前日のインタビューでも「お伺いは立てる」と話していました。枠なりのオールスローか、3、4コースまで入っての①②⑥/③④⑤、①②③⑥/④⑤か。これだけはスタート展示を見て、判断するしかありません。ただどんな進入になろうと、柳沢が準優勝戦同様、0台のスタートを踏み込めば、86期初のSGタイトル獲得は固そうです。波乱があるとすれば太田の差し抜けでしょうか。2012年の芦屋(福岡)でのグラチャン。SG初制覇を目前にした吉田俊彦(兵庫)の1号艇を破ったのが2号艇の太田でした。この舟券を取っただけに良く覚えています。奇しくも吉田は柳沢と同じ86期。何やら因縁めいたものを感じます。太田が86期の天敵になるかもしれません。

ボートレース多摩川 グランドチャンピオン

にぎわう場内 木下のインタビューが印象的

 レース場に到着すると、予報とは違ってほとんど無風のベタ水面。ステージでは優勝戦出場選手のインタビュー。SG初優出の木下がことのほかリラックスムードを漂わせているのが印象に残りました。もしかして一発やってくれるのか…。ステージ前は多くのファンであふれ返っています。地元と思われるおじさん2人が「こんなに人がいるのを初めて見た」と話し合っています。10年ぶりのSGの最終日。場内の雰囲気はいつもとはまったく違っているようです。

 

 そんな中始まったレースは、1R(①②④、840円)、2R(①②③、1,760円)と前日同様、イン両立の固い決着。「今日もイン逃げ祭りか」とうんざりし始めた3R。①今垣光太郎(福井)②丸岡正典(大阪)③前本泰和(広島)④羽野直也(福岡)⑤田村隆信(徳島)⑥茅原悠紀(岡山)。予選を突破できなかったとは言え、今垣のエンジンは評判機で、準優組は田村のみ。となれば、今垣の逃げが本線です。展示の気配が良かった丸岡、前本、田村を2、3着に絡めた①-②③⑤-②③⑤が本命筋の舟券。穴目は展示1番時計だった茅原の突き抜けも考えましたが、丸岡の差しにしました。2012年の福岡ダービーを2コースから制したように、師匠の太田同様、2コース差しが印象に残る選手です。今節はここまで2コース差しはほとんど決まっていませんが、遊びのつもりで②-①=全を追加しました。

 

 本番はその遊びが現実のものとなりました。1M、今垣がターンマークを大きく外し、流れたところを2、4、5、6号艇の差しがズボズボズボッ。②-①は厳しいところですが、②⑤①、②④①はあり得る展開です。が、2Mで今垣のターンが再び流れ、後方に。結果は②⑤③で18,370円の万舟。差された今垣が5着とは。もうちょっと頑張ってくれていれば高配当をゲットできたところでした。

 

ボートレース多摩川 グランドチャンピオン

池田の差し的中「ナイス~」

 続く4R。①山崎智也(群馬)②池田浩二(愛知)③赤岩善生(同)④菊地孝平(静岡)⑤守田俊介(滋賀)⑥土屋智則(群馬)。池田、守田の準優組2人と対する山崎のイン戦。普通ならある程度の信頼を置くところですが、今節はエンジン低調で5、6着が目立ちます。スタート展示でもタイミング0.21と届かず、スリット付近の足はもうひとつの印象です。前のレースでも2号艇が勝っているし、ここは池田の頭を狙い撃ちです。差した時の②-①-③④⑤を本線に、まくった場合も想定して②-③④⑤-③④⑤。やりました。このレース、案の定、山崎がスタートで後手を踏み、何とか1Mを先マイしたものの、池田、菊地の差しを許し、結果は②①④。前日から数えてようやくイン逃げ以外の舟券を取ることができました。配当も本命筋での3,020円ならば「ナイス~」と言ったところです。

 

 5Rも①桐生順平(埼玉)の内を②馬場貴也(滋賀)がすくい、②⑥①。前日Fを切ったばかりの⑥白井英治(山口)が2着に入ったこともあり35,360円のビッグ配当になりました。さすがに馬場の差しも白井の2着もまったく予想できなかったので、この舟券は取れませんでしたが、これで3レース続けて2コースからの差し決着です。レース傾向が明らかに前日とは違います。差し警報発令か!あと1、2本は万舟が出そうな雰囲気が漂ってきました。

6Rも的中 余裕を持って後半戦へ

 6Rはイン逃げ決着でしたが、前付けに動いた⑥石川真二(福岡)を2、3着に絡め、①②⑥、2,010円を本命筋でゲット。前半戦を終わり3勝と、かなり余裕を持って後半戦を迎えました。その7R。エンジン低調の①平本真之(愛知)②小野生奈(福岡)を切り、準優組の原田幸哉(長崎)の頭から、⑥新田雄史(三重)を絡めた③-全=⑥で勝負。これが③①⑥、3,430円。やはりイン逃げ一辺倒ではありません。8Rも松井繁(大阪)のイン戦を、奇数号艇の時は要注意の⑤笠原亮(静岡)が破り⑤①④、22,260円と荒れました。

 

 続く9R。メンバーは①茅原②岡崎恭裕(福岡)③田中信一郎(大阪)④赤岩⑤馬場⑥今垣。「静波まつり選抜戦」とのタイトルが付いた賞典レースです。スタート展示は枠なりの3対3。展示、1周タイムともに茅原、馬場が抜けており、次いで赤岩といったところ。機力的には今垣が1番でしょうが、前半レースでインから大敗しているうえに6コースはあまりに遠すぎます。ここはインから今節2勝している茅原信頼で大丈夫でしょう。①-②④⑤-②④⑤を本命筋に、穴目は馬場からの⑤-①-全です。

 

またも光太郎に…

 このレースは荒れる要素はないと踏んでいたのですが、本番はピット離れから波乱です。バナレで飛んだ岡崎がインを奪取し、スローの並びは②①③。これはいけません。いつもなら地元の岡崎を応援するところですが、この時ばかりは茅原です。差しでもまくりでもいいので岡崎をつぶしてもらわなければなりません。結局、進入は②①③/④⑤⑥。スリット手前では茅原が岡崎に先行し「そのまま、まくれ」と叫んだ瞬間、馬場に引っかかりながらも大外から絞ってきたのが今垣。“光太郎シャクリ”であっという間に内を一飲み。バックで独走状態となり、終わってみれば⑥③①。67,180円の大波乱です。インで負けて万舟、6コースから勝って万舟。舟券の相性が悪い選手が何人かいますが、今垣もその1人です。熱烈な光ちゃんファンにとっては、こんなところが魅力なのでしょうが、私にとってはホント、買いにくい選手です。

多摩川グラチャン編(下)