24~K部長のボートレース放浪記 蒲郡編

(2018/11/13)

蒲郡 ダービー編(2018.10) ③

 最後の準優勝戦。シリーズリーダーの守田俊介(滋賀)が1号艇。以下②篠崎仁志(福岡)③井口佳典(三重)④星栄爾(静岡)⑤平本真之(愛知)⑥赤岩善生のメンバー。スタート展示は外枠の地元2人が内に動き①②⑤⑥/③④の4対2。エンジン的には「全部がいい」という守田が断トツ。次いで仁志といったところ。進入に動きがありましたが、ここは節一エンジンでスタートも速い守田の逃げ信頼です。兄弟でのSG優勝戦の期待も込めて2着は仁志で、本命筋は①-②-③厚めの①-②-全4点。あとは仁志の3着で①-③④⑤-②の3点。これを取れば、この日のホテル代と1人反省会の費用ぐらいは出る計算です。

ボートレース蒲郡 SGダービー

 オッズは低いながらも自信の舟券だったのですが、レースはやってみるまでわかりません。そもそも進入から全くの予想外のことが起きます。井口がピット離れ良く2コースを窺う素振りを見せると、展示同様外枠の2人が回り込み、並びは何と①⑤③⑥/②④。仁志はカドとはいえ5コースです。「それでも何とか2着、3着には」と期待しつつも「結果的に外に出されてしまい、大丈夫かいな」との不安も募ります。スタートは内の3艇が好タイミング。後手を踏んだように見えた仁志ですが、スリット後はダッシュ分伸びていきます。1マーク、3コースから井口が握っていきますが、守田があっさりかわして万全の逃げ態勢。仁志は最内を差してバック浮上し、外から井口、赤岩、仁志で2着争いです。

 

 この3人の争いなら仁志と井口でしょう。①-②=③が濃厚です。その通り、2周目2マークを回ったところまでは①③②で、モニターの右上には「①③② 10.0」「①②③ 8.8」と3連単オッズが表示されています。このまま隊形は変わらないだろうと思っていた最終1マーク、仁志の内側からいつの間にか浮上していた星がダンプ気味に突進。仁志を弾き飛ばすようにして3着に躍り出ました。「えっ、嘘。どこから来た?」。ノーマークだった星の出現に唖然です。結果は①③④(1,650円)。99%できていた舟券は秋の夜空へと消えていきました。

 

 いつものナイターSG同様、一般戦の12Rは見して、宿泊先の岡崎市へ向かいます。ホテル近くの焼き鳥屋での1人反省会では、成績を書き込んだ出走表を眺めながら「出だしは良かったのに、完全に竜頭蛇尾に終わったなぁ」「西山のレース(6R)は取らんといかんかったよなぁ」とため息。まあ、自分自身に愚痴ってばかりいてもしょうがないので、優勝戦に頭を切り替えます。メンバーは①守田②池田③石川④篠崎元⑤井口⑥石野。進入が枠なり3対3なら守田の逃げ。波乱があるとすれば元志の4カドからの一撃といったところでしょうか。しかし、石川がいるだけに枠なりになることは間違いなくないでしょう。ピット離れでインを取ったら、2コースまでだとどうか、6号艇の石野も動くかもしれない、そうなれば井口はどうする?考え出すとキリがありません。SGの優勝戦の予想で進入にここまで頭を巡らせたのは初めてかもしれません。少なくともハイボール2杯分は考えていたはずです。

 

ボートレース蒲郡 SGダービー

 最終日の28日。この日も朝から爽やかな青空が広がっています。優勝戦までじっくりとレースを楽しみたいところですが、8Rが終わった時点で名古屋駅に向かわないと、最終の新幹線に間に合いません。翌日、休みを取っておかなかったことが悔やまれますが、仕方ありません。優勝戦はネットで買うしかありません。それまでに少しでも貯金をしておきたいのですが。

 

 SG最終日の一般戦。準優勝戦メンバーが1号艇に組まれ、固く収まるレースが多いのですが、この日は違いました。8レース中万舟となったのが4レース。大荒れの展開です。しかも8レース中7レースで4号艇が舟券絡み。万舟レースも2本が4号艇の頭と完全に「4」の日です。このうち1R、展示気配が抜群だった4号艇の小野から狙い、④①⑤をゲット。しかし、1号艇が準優勝戦組の田中だったにもかかわらず配当は2,050円。もう少し付くと思ったのですが。もうひとつ、4R。6号艇に西山がいて4号艇の仁志が5カドになり、④-①⑥-全で勝負。厚めに買っていた④⑥①で入り、3,820円。こっちはまずまずでした。

 当たったのはこの2レースのみ。惜しかったのは万舟となった5Rと6R。5Rは6号艇に深川がいて4カドになった萩原から③-①④⑤-①④⑤を穴目で持っていたのですが、結果は③⑥④の15,500円。深川の2着が買えませんでした。6Rは桐生が4号艇、4カドのレース。桐生から④-①⑤⑥-①⑤⑥で狙ったのですが、真っ先に切った3号艇の吉川元浩(兵庫)が2着に粘り④③⑥の16,150円。いずれも見事なヒモ抜けでした。

 

 結局残金を減らしたまま、8Rが終了。歩いて最寄りのJR三河塩津駅まで行き、名古屋駅へ。新幹線を待つ間、スマホで優勝戦のスタート展示をチェックです。このレース、一にも二にも石川のピット離れです。インまで取り切れば、逃げも十分あり得ます。そのスタート展示、石川のピット離れは普通でむしろ良かったのは井口。4コースまで取れるような勢いでしたが、結局は枠なりの3対3で落ち着きました。本番の進入を予想しますが、スタート展示を見る限り、石川のスーパーピット離れはなさそうです。前夜のインタビューで守田は「インから」と宣言していますし、石川が多少出たとしても2コースまででしょう。怖いのは井口で、うまくいけばひとつ内を取れそう感じはします。4コースまで取るか、それとも伸びのいい元志マークで展示通り5コースを選択するか。

 

 最終的には石川のインまでないということで舟券を組み立てました。出した結論は守田から井口への①-⑤=全と穴目として元志からの攻めで④-①⑤⑥-①⑤⑥をネットで投票しました。出発したばかりの新幹線車中で中継を見ました。進入は展示同様の①②③/④⑤⑥。スリットから伸び返した元志が攻めていきましたが、スタートで後手を踏んだ分届かず、守田が万全の逃げ。井口はまくり差しに入ろうとしましたが、石川に前を塞がれ後退。最内から石野が艇を伸ばし、①④⑥でゴール。6番人気の2,000円でした。

 結局、この日はやはり「4」の日でした。結果的には12レース中8レースで4号艇が舟券に絡みました。オカルトかもしれませんが、出目は無視できません。優勝戦も出目を見極めていれば取れたかもしれません(「4」の頭は持っていたわけですから)。約7年半ぶりの蒲郡SGへの旅打ちは収支的には惨敗に終わりました。ただ優勝戦を含め進入をあれやこれや考えるレースが多く、面白かったのも事実です。これからピット離れがいい石川仕様のプロペラが流行るのかもと思ったりもしました。

 

◇蒲郡ダービーの戦績

27日:4勝7敗 回収率 74%

28日:2勝6敗 回収率 87%(優勝戦のネット投票は含まず)

トータル 79%

蒲郡ダービー編