24~K部長のボートレース放浪記 常滑編

(2019/8/14更新)

常滑 2019.7オーシャンカップ編(下)②

 >①に戻る

ボートレース常滑 オーシャンカップ

どて丼は長蛇の列で「見」

 前半戦は3勝3敗とまずまずだったのですが、今垣ショックを引きずったまま後半戦に突入しました。ところでとこなめのレース場グルメと言えば、1階のフードコートにある「とり伊」のどて丼が有名です。全国ボートレース場B級グルメ大賞を受賞したこともある人気の一品です。旅打ち中に一度は食べなければと思っていたのですが、連日、店の前は長蛇の列です。しかも開門直後から。1レースか2レース「見」しないと、とてもありつけそうにないので、今回は諦めました。5年前のダービーの時はここまでなかったような気がするのですが…。

 

 閑話休題。後半最初の7Rは吉川元浩(兵庫)のイン戦。ここは吉川の頭で固いとみて、2着に湯川浩司(大阪)をつけた①-③-②④の2点で勝負。ところが湯川のまくりが決まり③④①(4,000円)。ここから怒涛の連敗モードに突入。桐生順平(埼玉)のイン戦となった8Rは、敗者戦の時の6コースが怖い魚谷智之(兵庫)の2着付けで勝負も①②⑥(880円)。9Rは井口佳典(三重)の逃げ信頼から地元・平本真之(愛知)への①-③-全で勝負も、まさかの田村隆信(徳島)の差しが決まり②①③(3,790円)。10R、今度は②峰竜太(佐賀)の差しを期待したら①重成一人(香川)がしっかり逃げて①②⑤(930円)。

 

ボートレース常滑 オーシャンカップ

11R②湯川に展開が向いていれば…

 極めつけは特別選抜A戦の11R。①鶴本崇文(大阪)②湯川③坪井康晴(静岡)④吉川⑤石野貴之(大阪)⑥桐生。スタート展示は枠なりの3対3。展示1番時計は湯川。1周タイムは桐生が断トツです。ここまで健闘してきた鶴本ですが、このメンバーでは危ないイン戦となりそうです。前半レースも5号艇で6着と大敗しています。ここは支部の先輩でもある湯川が7Rに続いて連勝を飾ると見て、本命筋は②-①-全。外枠の2人の展示が良く見えたので、②-⑤⑥-全と突き抜けまでを想定した②⑤⑥のボックスを穴目として追加しました。

 

 本番は鶴本がトップスタートを切って先マイしたものの、艇が流れ、湯川、吉川、石野の3艇に差される展開。バックではこの4艇が併走状態で、②-①や②-⑤は十分あります。注目の2M、握りマイの湯川が流れ、トップに立ったのは吉川。次いで石野。一度は最後方まで下がった桐生が奇跡のターンを連発して3着をもぎ取り、④⑤⑥。15,920円の万舟となりました。4カドまくりからのセット券のような目ですが、決まり手は差し。2Mの湯川がすべてでした。湯川に展開が向いていれば②-⑤-全、②⑤⑥のボックスはあり得たレースでした。

 

ボートレース常滑 オーシャンカップ

優勝戦は①-③-②④が本線

 非常にまずい状況になりました。前日までのプラスは前半戦で完全に溶けてしまい、後半戦の連敗で収支は大幅マイナス。優勝戦で一発逆転を狙うしかないところまで追い込まれてしまいました。メンバーは①瓜生②池田③毒島④興津⑤柳沢⑥中野。F禍でこのところSGでの活躍がなかった瓜生がシリーズリーダーとして16年のグランプリ以来のSG優勝を狙います。機力なら瓜生とオーシャンカップ連覇を狙う毒島が双璧。これに地元に大スター・池田がどう対抗するか。10Rの発売中に行われた特訓ではいずれも枠なり3対3。毒島、興津の行き足が良く見えた反面、池田のスタートが届いてないのが気になりました。

 

 スタート展示も枠なり3対3でしたが、特訓同様、池田のスタートが届いていません。瓜生、毒島、中野のスタートタイミングが0台に対し、0.16です。それよりも気になったのは瓜生の展示タイムです。毒島、池田が6.66に対し6.80。1周タイムは毒島に次いで2番目なのでエンジン変調ということではないのでしょうが、悪すぎます。それでも頭は準優勝戦を逃げ切った内の3人のうちのいずれかでしょう。ただ一発逆転を狙うなら、点数はある程度絞る必要があります。まずは池田を外しました。地元のSG制覇に気合はパンパンでしょうが、機力では瓜生、毒島に見劣ります。さらに本番ではそれなりに踏み込むでしょうが、特訓、展示ともスタートが届いていないのが不安材料です。やはりこのレースは瓜生、毒島の一騎打ちです。本命筋は①=③-②④の4点。当然のことながら①-③-②④を超厚めです。穴目は毒島のまくりからの連動で興津を付けた③-④-全です。

 

ボートレース常滑 オーシャンカップ

えっ、柳沢?

 当たれば何とか収支をトントンにまで持っていくことができます。大きな期待を寄せて2M側でスタートを待ちます。多摩川のそうでしたが、場内はすごい人の数です。住之江(大阪)のグランプリ優勝戦並と言っても大げさではないかもしれません。ピット離れと同時に大きな拍手が沸き起こります。待機行動中、思い思いの選手の名前が連呼されます。並びは展示同様、枠なりの3対3。ほぼ横一線のスタートから瓜生が1Mへ。大きな波乱もなく内の3艇で決まったと思った瞬間、1Mを回って瓜生に次いで姿を現したのは黄色のカポック。「えっ、柳沢?」。バックでは外を回った毒島と2着争いです。舟券に絡んでほしい池田、興津ははるか後方。大本命舟券の①-③-②④はもはや絶望的です。ポケットから舟券を取り出し、縦横斜めから確認しますが、当然のことながら①-③=⑤はありません。

 

 結果は毒島を振り切った柳沢が2着に入り、①⑤③は3,780円。なんといい配当でしょう!!考えてみれば、柳沢も多摩川グラチャンからのSG連覇がかかっていたのです。ノッてる選手の1人です。このレース、チルトを0.5に跳ねていたので、一応展示タイムは気になっていたのですが、平凡なタイムだったので、5号艇でもあるし、その時点で完全に軽視していました。思考の盲点とは、このことかもしれません。瓜生vs毒島にとらわれすぎてしまいました。

 

ボートレース常滑 オーシャンカップ

藤原、正永両記者に脱帽

 5年ぶりのとこなめへの旅打ちは最終日に大逆転負けを喫してしまいました。本紙の優勝戦予想。大阪本社・藤原邦充記者の「ブログ舟券」、東京本社・正永岳宏記者の「的中ファースト」ともに大当たり。特に藤原記者は池田のピンロクのレース展開を予想。あえて2、3着から外す①-③④⑤⑥-③④⑤⑥というとこなめの関係者や地元の池田ファンを完全に敵に回すような舟券作戦でした。手前味噌ながら2人に脱帽です。最終日の大勝負では、時にこんな大胆かつ柔軟な発想が必要なのかもしれません。

 

◇とこなめオーシャンカップの戦績

13日:5勝6敗1分(F返還) 回収率114%

14日:5勝7敗 回収率 103%

15日:3勝9敗 回収率  27%

トータル 80%

 

常滑オーシャン編(下)