(2018/1/11)

住之江 グランプリ編(2017.12) ~上~

 Kです。明けましておめでとうございます。各地で正月レースが終わり、ボートレース界の2018年がスタートしました。今年も時間と金が許す限り、旅打ちを続けるつもりです。その結果は随時、この欄でご報告しようと思っていますので、よろしくお付合いください。

 

 年頭のご挨拶はこのぐらいにして、まずは2017年の総括をしなければなりません。そう、住之江(大阪)のSGグランプリです。2016年に続き、行ってきました。前年は瓜生正義(福岡)の黄金のヘルメット姿を見ることができ感激しましたが、肝心の舟券は取れず、モアモヤしたまま1年を締めくくることになりました。「今年(2017年)こそは」の決意で12月23、24日の2日間の参戦です。

ボートレース住之江 グランプリ

  22日の夜に現地入りし、23日の第1Rから勝負です。2016年は参戦初日に菊地孝平(静岡)の頭を穴目で狙い5万舟をゲット。幸先いいスタートを切ったのですが、今回はいけません。10Rまで的中は3レースのみ。いずれも本命サイドでの決着で、ほとんどがトリガミ。私の舟券スタイルだと穴目を当てないことにはプラスにならないのですが、当たらないどころか、そもそも穴が出ません。10Rまでイン逃げのオンパレード。最高配当が2Rの①⑥②、9,150円で、万舟は1本もなし。毎レース、穴目もせっせと買い続けてきましたが、こんなレース傾向では勝てません。残り2レース。トライアルの11、12Rにかけるしかありません。

  

 11R。メンバーは①峰竜太(佐賀)②菊地孝平(静岡)③毒島誠(群馬)④井口佳典(三重)⑤原田幸哉(長崎)⑥白井英治(山口)。獲得賞金ランキング1位で乗り込んできた峰。初日の1号艇はしっかりと逃げましたが、2日目は3号艇で4着。抽選で白玉を出し、このレースが2度目の1号艇。ここを逃げれば、12Rに1号艇で登場する得点率トップの桐生順平(埼玉)の着順いかんでは優勝戦の1号艇もあり得ます。

 

 展示は白井が内に動き、①②⑥/③④⑤。展示タイムは峰と、ともにエース機を駆る菊地(39号機)と井口(10号機)が同タイムで抜けています。1周タイムも菊地が1人35秒台をたたき出し、次いで毒島、峰の順です。ここは峰のイン逃げ信頼です。①-②-④を大本線に①-②-③。「100点の仕上がり。ターン回りがすごくいい」と自分好みのエンジンに仕上がってきた毒島を2着に①-③-②④⑥。本命筋はこの5点。穴目は菊地の差し切りから②-①-③④⑥と②-③④-①③④です。

 

 本番は展示通りの進入から井口が5コースからトップスタートを切り、内をひとまくり。峰も何とか2着に残し、④①②は4,260円。イン逃げの流れがここで途切れるのかぁ…。井口の頭は4カドならば考えたかもしれませんが、スタートタイミング「01」、井口の「ぶち込み」スタートにやられました。スポーツ報知の名物企画「1万円大作戦 的中ファースト」で大阪本社の吉井豊記者が④①②を本線で的中。顔を合わせたことはありませんが、お見事!乗っかれなかった自分が悲しい。

住之江ボート グランプリ

 気を取り直して12R。このままでは終われません。①桐生②石野貴之(大阪)③寺田祥(山口)④森高一真(香川)⑤茅原悠紀(岡山)⑥松井繁(大阪)。松井が6号艇だけにこのレースも進入は乱れそうですが、展示は5コースまでで①②④⑤⑥③のオールスロー。展示タイムは石野が断トツ。1周タイムは桐生が35秒台半ばと飛び抜けており、次いで石野、寺田の順。タイムを見る限り、トライアル1st組の外枠の3艇はエンジン的には厳しいようです。しかし進入が読めません。特に3着勝負駆けの石野です。展示一番時計で伸びは良さそうなので、2コースよりはダッシュ向きのような気がします。11Rの井口同様、ダッシュからなら一撃もありそうですが…。

 

 進入はいくら考えても結論は出ないので、エンジンが断トツ気配の桐生とここ一番の勝負で思い切りのいいレースをする石野にかけることにしました。①-②=全と②-①-全の12点。石野が3着までに来るだろうという舟券で、トリガミにならないよう①-②-全を厚めに配分です。

 

 ②-①-全が来れば、この日の負けをかなり取り戻すことができます。ドキドキのピットアウト。展示同様、松井が内に回り込もうとしますが、森高、茅原が抵抗。早くも①④⑤⑥の並び。石野はコース取りに付き合う様子はなく寺田とともにダッシュに。①④⑤⑥/②③。内の4艇は100㍍を切ったあたりからの起こしです。4コースの松井がスタート後手を踏み、右隣りの石野がフルダッシュで内を締め、茅原に引っかかりながらも強引にまくり切りました。バックで早々と先頭に立ち、森高、茅原が追走。桐生は最後方に置かれています。「石野、すげぇ」と驚嘆するばかりですが、この時点で②-①-全の舟券は紙屑同然です。

 

 「今日は惨敗だ」とレースを見ていましたが、信じられないことが起こりました。次の2マークを全速で回った桐生が3着争いに浮上。さらに2周目1マークでは先行する寺田、茅原を一気に抜き去り、2番手に。「ウソやろ」「でもうれしい」「よくやった桐生」。②-①-全、奇跡の復活です。②①③、3,350円。これでこの日の負けをかなり取り戻すことができます。

 

 あり得ないレース展開に興奮しながら払い戻しに並び、上着のポケットに入れていた舟券を取り出します。ところが②-①-全の舟券が見当たりません。払い戻しの列からはずれ、他のポケットや財布の中まで探しましたが、ありません。よく見ると、①-全―②が2枚あるではありませんか。「えぇ、ウソやろ。なんで」。唖然、呆然、悄然。マークシートを塗り間違えたようです。住之江の券売機はマークシートごとに購入確認画面は出てきません。レース番号や勝式が間違ってなければ一気に舟券が発行されます。買った後、よく確かめれば良かったのですが、まさかこんなことがあるなんて。

 

 天国から地獄。初日は散々な結果に終わりました。夜、応援取材に来ている大村担当の長谷昭範記者と合流。焼酎を飲みながら、慰めてもらいました。

 

 24日。前夜の痛飲が過ぎたのか、寝坊です。開門前には余裕をもって到着する予定が、住之江公園駅に着いた時には開門時間を過ぎていました。売店でスポーツ報知を買い、階段を駆け上り、入場待ちの列の最後方に並びます。12月だというのにひとり、額から汗を流している姿は異様に見えたかもしれません。レースは逃げるわけではないので、そんなに焦る必要はないんですが、まあ気持ちの問題とでも言いましょうか。

 

 前日の反省も踏まえ、この日は穴目を買い散らかすことはやめにしました。インが強い住之江の原点に立ち戻り、本命筋で地道に勝負し、最後の優勝戦でドカンと勝負です。なんといっても2017年の総決算。終わり良ければすべて良し、にしたいところです。

 

 第1Rの①④⑤、2,470円を取って幸先いいスタートを切り、10Rまでコツコツと本命筋を的中させ、5勝5敗。収支はほぼトントンです。残すは11Rのシリーズ優勝戦と12Rのグランプリ優勝戦のみです。

【上】  


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