24~K部長のボートレース放浪記 住之江編

(2019/1/21更新)

住之江 グランプリ編(2018.12) 上①

 Kです。いろんな意味で変化の年になりそうな2019年がスタートしました。ボートレース界も新しいCMキャラクターに田中圭が起用され、新年から話題を振りまいています。7月には全国ボートレース甲子園、11月にはバトルチャンピオントーナメントがグレードレースに加わります。この二つも含め今年の旅打ちの計画を立てている最中ですが、まずは2018年の総括を。そう、住之江(大阪)で行われた平成最後のSGグランプリ(GP)です。

ボートレース住之江 グランプリ 賞金王決定戦

 今回は曜日の並びが良く、12月22日から24日まで3連戦です。23日(天皇誕生日)が祝日でなくなるので3連休は2018年が最後になるかもしれません。しかも2019年の住之江GPは初めてのナイター。GPも新しい元号とともに新時代に突入です。前年は締切時間に間に合わず、優勝戦の舟券を買い損ねるという大失態を演じてしまいました。平成を締めくくるGPでそんなヘマを犯すわけにはいきません。「舟券は早めに」が自ら課した重要なテーマです。

 

 いつものように前泊し、22日、早々とレース場に向かいます。住之江公園駅から地上に出ると、目の前にはGPに出場する選手のポスターがズラリ。水面からは試運転のエンジン音が響いてきます。この光景と音でGPに来たことを実感します。正門の前は4日目にもかかわらず、女性を中心にものすごい人です。どうやら今回のGPの公式応援団「氣志団」のスペシャルトークショー目当てのファンが前方に多数並んでいるようです。

 

 小雨の中、GPシリーズ予選の1Rがスタートです。磯部誠(愛知)のイン戦。GRのトライアル1stで敗退し、シリーズ戦での優勝を狙う⑤石野貴之(大阪)が展示では3コースへ。舟券の軸は迷わず石野。エンジンさっぱりの④西山貴浩(福岡)を切り、⑤=①-②⑤⑥。これが①⑤⑥で入り2,610円。幸先いいスタートを切りました。前年の反省を生かせず、2Rでまたもや締切時間に間に合わず舟券を買い損ねましたが、その後は11Rまでに5勝。収支は若干のマイナスですが、勝負をかけたこの日の最終レースにドラマが待っていました。

 

ボートレース住之江 グランプリ 賞金王決定戦

 12Rはトライアル2nd。メンバーは①井口佳典(三重)②白井英治(山口)③吉川元浩(兵庫)④菊地孝平(静岡)⑤峰竜太(佐賀)⑥中島孝平(福井)。吉川、菊地が1stからの勝ち上がり組。2nd組は、中島を除けば前日の初戦は舟券絡みで上々のスタートを切っています。展示は枠なりの3対3。スタートタイミングは菊地を除けば全員がほぼ1艇身以内。遅れた菊地も本番ではきっちりと決めてくるでしょう。展示タイムは井口がトップで次いで吉川、峰。1周タイムは展示タイムが最も悪かった菊地がトップですが、大きな差はありません。普通に考えれば井口の逃げは固いところです。11Rのトライアルも馬場貴也(滋賀)が逃げ、①②④、1,780円で決着しています。峰を舟券に絡ませたいところですが、コース的にも3着がいっぱいでしょう。本命筋はイン両立で①-②-④⑤。念のため白井の差しが決まった時の②-①-③④⑤も押さえました。

 

 さて穴目です。ここまでのレース傾向はイン逃げ主体ながらも2、3、4、5号艇が1着のレースが4レースあり、そのうち3レースは万舟になっています。荒れるとすればどんな展開か。4カドになる菊地がスタートから一気にまくる④=⑤-全があり得るかなと思ったのですが、いつも頼りにする専門誌「BOAT Boy」の新概念データを見ていて考えを変えました。吉川は2、3、4コースに入った時はまくりで勝つことが圧倒的に多いのです。5月の尼崎SGオールスターの優勝戦でも敗れはしたものの、4コースから果敢に攻めていったのを鮮明に覚えています。オッズを見ると吉川の頭からはオール万舟です。吉川がまくって井口を沈めれば差す白井とのマッチレースと見て、③=②-全に決めました。

 

JR折尾駅 東筑軒 かしわめし

 本番。この日の収支がプラスになるよう①-②-④⑤はかなり厚めにしています。展示通り3対3でスタート。スリットでのぞいたのは白井。井口にプレッシャーをかけながら素早く差しへ。1M、完全に差しが入っています。押えで買っていた②-①でいけそうです。ところが3番手につけていた吉川が内に切り込み、2Mを強引に先取り。白井は引き波に足を取られ、後退。大時計前は吉川と井口の先頭争いです。①=③かと思った瞬間、2周目1Mで吉川がツケマイで井口を沈め、白井が2着に浮上。わが目を疑いましたが、先頭を走っているのは確かに吉川です。「③-②、できたんじゃないか?!」。3着は井口と菊地が並走。モニターには「③②① 233.9」「③②④ 554.0」の数字が表示されています。次の2M、菊地が井口をうまく牽制して先マイし、3着を確保。高い方の配当で決着しました。

 

 ③②④、55,400円。2016年の住之江GPで5号艇だった菊地の頭から49,830円を取りましたが、それを上回る高額配当を最終レースでゲットです。しかも今回からはトライアルに限り、舟券の購入金額を倍にしています。高額払い戻し窓口に並ぶには遠く及びませんが、窓口での払い戻し金額としては旅打ち史上最高額です。3連戦の初日、これ以上ない滑り出しです。

 翌23日。無風の曇り空。雨が降っていない分、前日の朝よりは体感的には暖かく感じます。ホテルを早めに出て、喫茶店でモーニングを食べながら年賀状書きです。毎年GPに“出走”しているので、いつも年賀状を書くのが年末ギリギリになってしまいます。今回は年賀状を持参し、時間を見つけてはせっせと年賀状にペンを走らせます。

 

 一段落した後はいつものように事前予想です。GP5日目、トライアルは最終戦。初戦でイン逃げと決めた峰と毒島誠(群馬)が前日、いずれも舟券に絡めず、大混戦。優勝戦進出確定はだれもおらず、中島と笠原亮(静岡)を除く10人全員に可能性が残されています。11Rはその中島が1号艇。機力、モチベーションから考えても中島は切りたくなります。12Rは期待の九州勢、峰、岡崎恭裕(福岡)が5、6号艇。大外の岡崎がどうするか、進入が見ものです。いずれにせよ、中島と笠原を除き、1着を取った選手が優勝戦の好枠をゲットしそうです。一方、シリーズは準優勝戦。トライアル組の新田雄史(三重)、石野、そしてシリーズ組の平尾崇典(岡山)が1号艇で、3レースともイン逃げで固そうです。特に予選得点率トップの平尾は毎レース、破格の展示タイムをたたき出し、エンジン吹きまくり。スタートで下手を打たない限り鉄板でしょう。

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住之江グランプリ編(上)