24~K部長のボートレース放浪記 住之江編

(2019/1/29更新)

住之江 グランプリ編(2018.12) 下①

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 Kです。2018年を締めくくる住之江(大阪)のSGグランプリ(GP)の最終日。12月24日は世間ではクリスマス・イヴですが、私にとっては賞金1億円をかけた優勝戦の日にほかなりません。これまで応援してきた峰竜太(佐賀)が1号艇。峰からのビッグなプレゼントを期待し、開門の30分前にレース場に到着です。すでに長蛇の列ができています。いつもの光景とは言え、熱気のようなものがひしひしと伝わってきます。明け方まで降っていた雨も上がり、青空が広がっています。最高気温の予報は前日より4度低い12度。前日の朝より少し肌寒く感じますが、ノープロブレム。22、23日と連勝し、例年になく懐はポッカポカです。超満員でにぎわった優勝戦出場選手インタビューを聞き、いざ実戦です。

 1R。風は追い風4㍍。前日より強めですが、この程度ならレースに大きく影響することはないでしょう。メンバーは①吉田拡郎(岡山)②平本真之(愛知)③徳増秀樹(静岡)④萩原秀人(福井)⑤西山貴浩(福岡)⑥魚谷智之(兵庫)。展示は枠なりの3対3。展示の雰囲気やタイムからイン両立が濃厚です。5、6着を並べエンジン低調の西山は切るとして、①-②からどこを買うか。①-②-③か①-②-④ですが、オッズを見ると、下手な買い方ではトリガミになりかねません。ここは相性のいい萩原を信頼し、本命筋は①-②=④の2点。3コースのまくり差しが怖い徳増は舟券に絡むなら頭で、と③-①②④-①②④を少々。結果は内の3艇順走で、①②③、740円。

 

 まあ、最初はこんなものかと思っていたのですが、2Rでは2着の軸にした⑤中田竜太(埼玉)が3着の①③⑤(1,670円)、3Rも同様に2着の軸にした④斉藤仁(東京)が3着の①②④(750円)と3連敗。的の中心部の周りをグルグル回っているようなもどかしさです。

 

 初的中は4R。①丸岡正典(大阪)②長田頼宗(東京)③羽野直也(福岡)④上野真之介(佐賀)⑤池田浩二(愛知)⑥渡辺英児(静岡)。展示は渡辺が大外を嫌い①②④⑥③/⑤の5対1。展示一番時計は渡辺で1周タイムも丸岡に次いで2番目。丸岡、長田、池田のシリーズ戦準優勝戦組が人気を集めますが、「回り足上向き」という渡辺は軽視できません。「6号艇の展示一番時計は2、3着で」が私の舟券作戦のひとつでもあります。それに従って、ここは①-⑥=全。保険で①-②=④も。本番の進入は①②③⑥/④⑤の4対2となり、4コースから握って攻めた渡辺が3着に入り①②⑥。1,330円を初ゲットです。5Rも展示一番時計だった⑥仲谷颯仁(福岡)を3着に固定した①-全―⑥で勝負し、①⑤⑥。こちらは2,560円とまずまずの配当でホッと一息です。

 6Rは1Rの再現となりました。篠崎仁志(福岡)のイン戦。③磯部誠(愛知)をはずし、①-②-④で勝負にいったら①②③(770円)。オッズで3桁配当が複数あると、どうしても点数を絞ってしまいます。かと言って増やせばトリガミになる可能性大です。難しいところです。今後の課題です。

 

 GP最終日。7Rから早くも賞典レースです。まずは住之江選抜。①太田和美(大阪)②市川哲也(広島)③赤岩善生(愛知)④篠崎元志(福岡)⑤小野生奈(同)⑥前本泰和(広島)。手術による長欠からの復帰戦となった蒲郡ダービーで優勝戦2着となり周囲を驚かせた元志の登場です。出走回数不足で新期からはB2級。しばらくSGの舞台で姿を見ることはできません。展示は前本が動き①②③④⑥/⑤。展示タイムは太田が一番時計。1周タイムは外枠の2人と太田が優勢です。タイムだけを比較するなら市川、赤岩は劣勢です。太田の頭は固いところですが、気になるのは赤岩です。1コースに次いで3コースの勝率が高いのです。これまでにも3コースからまくって勝ったレースを何度か見ています。ただ、このレースに限れば太田のイン戦を破るほどの足色はなさそうです。むしろ展開が向くのは元志です。ダービーの優勝戦2着も4コースからでした。ここは①-④=全の8点で勝負です。

 

 本番の進入も展示通りの5対1。全く予想できなかったのは1M。何と市川がまさかのツケマイで太田に襲いかかります。決まったかと思った瞬間、振り込んで落水。それを尻目に悠々と差し抜けていったのが赤岩。③⑥④は66,180円。“ごっつあんゴール”でも1着は1着。またしても赤岩が「買わなかったら来る」の本領発揮です。こんなレースは記憶から消し去るに限る!

 続く8Rはシリーズ準優勝戦組が登場する特別選抜B戦。転覆失格で賞典除外となった秋山直之(群馬)に代わり瓜生正義(福岡)が繰り上がり、①池田②斉藤③木下翔太(大阪)④寺田祥(山口)⑤長田⑥瓜生。展示は枠なりの3対3。展示タイムは寺田、池田が抜けており、1周タイムは斉藤、瓜生、池田の順です。近況、グレードレースではぱっとしない池田ですが、イン戦だけは別です。ここは逃げてくれそうな気がします。問題は瓜生です。初日のシリーズ特別戦1号艇で勝った瓜生ですが、その後は中間着ばかりで予選落ち。本来ならば優勝戦に乗っていても不思議ではないのですが、もうひとつリズムの乗り切れていない印象です。が、外枠でも軽視できないのが瓜生。このメンバーなら3着は可能でしょう。舟券は瓜生の3着固定で組み立てます。本命筋は池田の逃げから①-全-⑥。穴目は2コース差しに定評がある斉藤と4カドからの攻め鋭い寺田からの②④-全-⑥の8点です。

 

 本番は木下がピット離れよく2コースに入り、並びは①③②/④⑤⑥。この時点で2コース差しを前提にした斉藤からの舟券は難しくなりました。ほぼそろったスタートから寺田が先マイした池田の内にまくり差し。突き抜けるまではいきませんが、バックでは2番手。さらに最内を差してきた瓜生が3着争い。2Mは池田に続いて寺田、瓜生の順で回り、①④⑥で航走。できあがりです。1,250円。もう少しほしかったところですが、まあこれからです。

 

 特別選抜A戦の9R。浜野谷憲吾(東京)のイン戦で、以下②中田③佐藤④丸岡⑤前田将太(福岡)⑥山崎智也(群馬)。展示は枠なり。このレースは本番も並びが変わることはないでしょう。エンジン的にはトライアル組の浜野谷が一歩リードといったところ。1周タイムはトップで展示タイムも佐藤に次いで僅差の2番手。怖いのは展示一番時計の佐藤。センター戦では九分九厘まくってきます。舟券は佐藤を絡めて組み立てます。本命筋は①-③-②④と展開がありそうな①-④-②③。穴目はもちろん佐藤がまくり切った時の③-①④-全と、裏を返しての④-③-全まで手広く狙います。

 

 本番は浜野谷があっさり逃げ、外マイした佐藤、差しに入った中田、丸岡で2番手争い。2M、浜野谷に続いて丸岡が回り、①-④-②③で決まりかと思った瞬間、佐藤が振り込み、転覆。中田も巻き込まれるような形となり、浮上したのは前田。①④⑤となり、このままゴール。1,980円。取り損ねた感、満載。「もっと丁寧に回らんか!!」。佐藤に対する心の叫びです。

住之江グランプリ編(下)