24~K部長のボートレース放浪記 尼崎編

(2018/6/7)

尼崎 オールスター編(2018.5) ~上~ ②

ボートレース尼崎 SGオールスター

 続く11R。①吉川元浩(兵庫)②白井英治(山口)③茅原悠紀(岡山)④秋山直之(群馬)⑤菊地孝平(静岡)⑥羽野直也(福岡)。地元の2枚看板の1人、吉川のイン戦です。今や全国区になった羽野が浜名湖クラシックに続き、予選を突破してきました。もう新人という範疇には収まり切れない活躍です。

 

 展示は枠なりの3対3。スタートタイミングは秋山を除きほぼ横一線。中でも吉川は0.01。今節、スタートはゼロ台を連発し、地元SGへの並々ならぬ意欲を感じます。展示タイムは菊地が1人抜けており、1周タイムはスピードターンが身上の秋山が断トツで、次いで菊地、茅原の順。悩みます。普通なら2コース戦がうまい白井から舟券を組み立てるところですが、ここまで1着がなく、機力的にはもうひとつの感じです。この日、2コースからの差しが1本も決まっていないのも気になります。ここは思い切って白井を切ります。本命筋は吉川の逃げから1周タイム上位の茅原、秋山、菊地の2、3着、①-③④⑤-③④⑤。穴目は展示タイム断トツの菊地から。左隣りの秋山が、スタートが決して早い方でないうえF持ちです。5コースから一気のまくりもあると見て⑤-①⑥-全です。

 

 ピットアウト。茅原が出遅れて一瞬ヒヤッとしましたが、展示通り枠なりの3対3で落ち着きました。スタートは案の定、秋山が遅れ、菊地にとっては絶好の隊形。スリット後伸びてきた茅原が先に仕掛け、その内を菊地がまくり差し。「入った!!」と思ったのもつかの間、菊地の艇が大きくバウンド。バックでは吉川と白井が並んでいますが、白井の差しが完全に入っています。そのまま2マークを先マイし、早々と②-①。3着は菊地が茅原をかわし、②①⑤は5,230円。うーん、いい配当です。ボートレースあるある「ピンなしのピン」がここで出るとは。後でリプレイを見ると、菊地は1マークでターンマークに当たってバウンドしていました。「たられば」は禁物ですが、これがなければ⑤-①はあったのでは、と思えるレースでした。

ボートレース尼崎 阪神電鉄センタープール前駅

 参りました。後半戦はここまで全敗です。最終レースと取らなければえらいことになります。メンバーは①中島孝平(福井)②中田竜太(埼玉)③山崎智也(群馬)④松本晶恵(同)⑤峰竜太(佐賀)⑥平本真之(愛知)。「全部の足がいい」と自他ともに認める節一エンジンを駆る中島のイン戦。頭は固そうなので、2着、3着の選択が勝負の分かれ目になりそうです。

 

 スタート展示はほぼ横一線。展示タイムは中田、松本、平本が同タイム、僅差で中島が続きます。1周タイムは中島が1人抜けており、次いで峰、平本の順です。ここまでエンジンが仕上がらず、泣きのコメントが出ていた平本ですが、タイムを見る限り、当たりが出たのでしょうか、少し気になります。それでもここは中島からです。2着は応援、期待も込めて峰へ。本命筋は①-⑤-全。このうち①-⑤-②⑥を厚めに配分です。穴目はあまり期待できませんが、やはり峰から⑤-①⑥-全と、2コースの時は目をつぶって買うことにしている中田からの②-①⑥-全を少々。①-⑤-⑥で決まれば、ここまでの負けを取り戻せるのですが。

 

 2マーク前でスタートを待ちます。それぞれひいきの選手への名前が飛び交いますが、「晶恵ちゃーん」と紅一点の松本への声援がひと際目立ちます。大勝負に出たのでしょうか。展示通り、枠なり。峰が最後方まで艇を引き、やる気満々です。スタートはダッシュ勢優勢にスリットを通過していきましたが、出切るまではなく、定跡通り偶数号艇が差し、奇数号艇が握る展開です。峰が松本と中田の間の狭いところを割って入りうまさを見せますが、回った後は中島があっさり抜け出し、早々と独走状態です。後ろは大混戦です。内から平本、松本、峰、中田、山﨑と並走状態です。両サイドから挟まれる形になった峰にとっては不利な隊形ですが、2マーク手前でいち早く握りマイ。決まったかに見えたのですが、若干外に流れ、その隙に最内から差した平本が浮上。2周目1マーク、峰も全速戦を仕掛けますが、届きません。結果は①⑥⑤で6,140円。11Rに続き好配当となりました。①⑤⑥は十分にあった展開でしたし、平本のエンジンが気になっていただけにもうひとひねりしておけば、と悔しい思いが残るレースでした。

たれ自慢の焼鳥 鳥光 兵庫県尼崎市

 ホテルに戻り、この日の出走表を改めて見直します。当たったレースは赤、外れたレースは黄色のマーカーで印を付けています。黄色ばかりが目立ち、へこみました。それでもまだ明日があります。気を取り直して1人反省会の会場探しです。部屋の窓から外をのぞくと目の前に「創業明治二十五年 たれ自慢の焼鳥 鳥光」の看板が。あちこち探し回る気力は残っていなかったので、ここに決めました。

 

 まずは生ビールと枝豆。渡されたお薦めメニューを見ると鱧の湯引きが。探すのが面倒だからと言って尼崎まで来て焼き鳥でいいのかとの思いも少しはあったので、ここで関西の夏料理の定番、鱧に出会えるとは。さっそく注文。大正解でした。梅肉とわさび醤油両方でいただきましたが、こりこりと食感がビールによく合い、食欲全開に。その後は店の売りの焼き鳥やもも焼きをハイボールとともに平らげ大満足。九州の焼き鳥屋と違って豚バラやホルモンがないのは残念でしたが、久しぶりにたれの正統派焼き鳥を味わうことが出来ました。入店した時は席に余裕があったのですが、出る頃には家族連れらで満席となり、外には待っているグループも。土曜日とは言え、この人気ぶり。地元では結構有名な店なのかもしれません。

 

 さて、明日の優勝戦。①中島②前田③白井④吉川⑤新田⑥平本。ベルトがはち切れそうになった腹をさすりながら浮かんだ舟券は①②④。さてどうなるか…。

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