(2018/7/2)

徳山 グランドチャンピオン編(2018.6) ~上~ ①

 Kです。世の中、サッカーワールドカップ(W杯)の日本代表の半端ねぇ活躍で盛り上がっていますが、ボートレース界も半端なく盛り上がっています。徳山(山口)で64年ぶりとなるSG「グランドチャンピオン」が開催。W杯の結果も気になりますが、生きているうちに次のSGがあるかどうかわからない徳山も気になります。ということで6月23日、会社の管内では最も遠いレース場へ車を走らせました。

 

 徳山へは、茅原悠紀(岡山)が優勝した2012年の新鋭王座決定戦(現ヤングダービー)をはじめ周年記念などで何度か足を運んでいます。直近では2月の64周年記念以来です。今回は「まだ徳山には行ったことがない」という、ボートレース好きの会社の後輩、Fと一緒の連れ打ちです(後輩ですが、ボート歴は私よりはるかに先輩です)。前日まで天気は良かったのですが、この日はあいにくの小雨模様。Fを自宅近くでピックアップし、午前7時すぎに出発です。いつもなら1人で黙々とハンドルを握ってレース場へと急ぐのですが、2人だと違います。「準優勝戦は全部、インが固そうなので、それまでの一般戦でどれだけ貯金が作れるか」「中田竜太の2コース戦は買いだと思う」「小野生奈、今度こそ優勝戦に乗ってほしいなあ」「報知の占いのラッキーカラーは緑なので今日は6号艇か」などなど。捕らぬ狸の皮算用的な会話も含めレースの話に花が咲きます。

ボートレース徳山

 レース場手前の交差点で渋滞に引っかかり、予定より少し遅れて到着。昨年10月にオープンした中央スタンドはすでにかなりの人でにぎわっています。中央スタンドにはウッドデッキなどがあり、コンパクトな造りは鳴門(徳島)の新スタンドを彷彿させます。ただ、徳山にはこの中央スタンドのほか旧来の東スタンドと指定席がある西スタンドの三つがあります。1日にスタンド間を何回か移動すると、メタボ解消のいい運動になるかもしれません。

 

 相変わらずの小雨の中、レーススタートです。連れ打ちとはいえ、ここからは互いの知恵と勇気(?)をかけての勝負です。1号艇の新田雄史(三重)が抜きで勝った1Rを取り、迎えた2R。①坪井康晴(静岡)②秋山直之(群馬)③吉田拡郎(岡山)④松井繁(大阪)⑤篠崎仁志(福岡)⑥前田将太(同)。敗者戦の一般戦ですが、エンジンが一番出ているのは前田です。予選道中、準優勝戦の好枠も狙える着取りだったのですが、前日の予選最後のレースで4コースから痛恨のFで賞典除外になってしまいました。スタート展示は枠なりの3対3。展示タイムは坪井と前田が抜けており、1周タイムも坪井が断トツのトップ。次いで秋山、松井、篠崎の順です。前日1コースから2着に敗れている坪井ですが、ここは信頼のレースです。坪井の逃げから①-②④⑤-②④⑤が本線。中穴狙いで前田の2、3着狙いの①-⑥=全。

 

 結果は吉田がツケマイで坪井を沈め、大外から最内を差してきた前田がバックで伸びて吉田をとらえ、⑥③⑤。何と109,200円のビッグ配当で決着しました。尼崎のSGオールスター最終日にも10万舟を目撃しましたが、またしてもSGで10万舟に遭遇です。インが強いと言われる徳山で1号艇が舟券からはずれるとこうなるという典型的なレース。しかも前日Fを切ったばかりの6号艇が1着です。さすがに前田が頭まで突き抜けるとは全くの予想外。唖然、呆然のレースでした。

ボートレース徳山

 続く3R。密かに狙っていたレースです。①吉川元浩(兵庫)②中田竜太(埼玉)③山口剛(広島)④柳沢一(愛知)⑤岡崎恭裕(福岡)⑥久田敏之(群馬)。中田の2コース差しは定評があります。私は中田の2コースは目をつぶって頭から買うことにしています。今節も初日に2コースから差しを決めています。一応、スタート、周回展示を見ましたが、まずまずの動きです。ここは中田から②-①-全と②-全-①で勝負です。本番はトップタイのスタートからあっさりと差しを決め、②①⑥。初日のFで6号艇回りになっていた久田が3着に入ったこともあり、配当は一気に跳ね上がり6,150円。ここまでは期待していなかったのでうれしい誤算です。この後も5R(②①③、1,830円)、6R(①④②、970円)を固く取り、前半戦だけで大きな貯金を作ることができました。

 

 西スタンドのレストランでカツカレーをかき込み、後半戦です。この日2走目となる松井のイン戦です。以下、②平田忠則(福岡)③石渡鉄兵(東京)④今垣光太郎(福井)⑤吉川元浩⑥山口剛(広島)。エンジンもリズムも悪い松井をどう見るか、ですが、展示を見る限り、絶対の信頼を寄せることができるほどの足色ではありません。むしろ気になるのは、2コースのうまい平田です。前半1Rも5号艇2コースから一度は新田を差し切りました。道中、逆転されて2着に終わりましたが、平田の本領発揮のレースでした。ここは正真正銘の2号艇2コース戦。4カドになりそうな今垣のまくり一発も気になりますが、いかんせんエンジンはさっぱりです。ここは平田を信頼し、②-①-全を本線に、松井の逃げから①-③-②⑤と①-⑤-②③を押さえました。

 

 本番では予想通り、1マークで平田の差しが入ったよう見えたのですが、伸びがもう一息のようで2マーク手前で振り切られ、2着追走。結局①②⑥で入り、2,510円。この日初めての①②決着となりました。続く8Rは①②③(1,270円)、9Rは①②④(820円)と連続してイン両立です。いずれも6号艇を2、3着の軸にした舟券ではずしてしまいました。準優勝戦の3つのレースもインが固そうなので、このままイン逃げ祭りに突入しそうな勢いです。

ボートレース徳山

 最初の準優勝戦、11Rは①峰竜太(佐賀)②重成一人(香川)③田中信一郎(大阪)④長田頼宗(東京)⑤菊地孝平(静岡)⑥桐生順平(埼玉)。初日のドリーム戦の気配こそ一息だった峰ですが、2日目以降立て直し、予選を3位で突破してきました。スタート展示は枠なりの3対3。周回展示の雰囲気、タイムは峰と田中が良く、次いで重成、菊地といった感じです。田中はここまで1着こそありませんが、機力は上位級です。

 

 峰と田中で思い出すのは、2016年、鳴門のSGオーシャンカップの準優勝戦です。予選をトップ通過した峰が1号艇。6号艇の田中が2コースまで動き、2人とも進入が深くなり、痛恨のF。あの時は「田中さえ無理な前付けに来なければ」と田中への怒りがふつふつと沸いたものでした。そんな因縁を持つ2人ですが、このレースは穏やか進入になるのは間違いありません。フライングを予想して舟券を組み立てる人はいないと思うので、ここは素直に①-③-②⑤で勝負です。押えはスタートのいい菊地の①-⑤-②③と、イン両立の流れから①-②-③④。裏も穴目もありません。

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