24~K部長のボートレース放浪記 下関編

(2017/12/4)

下関 チャレンジカップ編(2017.11) ~上~

ボートレース下関 チャレンジカップ

 Kです。2017年もいよいよ押し迫ってまいりました。ボートレース界も年末の大一番、SGグランプリ(GP)とプレミアムGⅠクイーンズクライマックス(QC)の出場者が決まりました。今年の開催場はGPが住之江(大阪)、QCが大村(長崎)ですが、それぞれの出場切符をかけた最後の戦いとなるSGチャレンジカップ・GⅡレディースチャレンジカップが11月、下関(山口)で開かれました。初のナイター、チャレンジカップ。勤労感謝の日の23日と、土、日の25、26日の3日間、日帰りのプチ旅打ちに行ってきました。

 

 23日。前日は「いい夫婦の日」。連れ合いがいれば「休みの日に1人でどこ行くの!」ととがめられそうですが、幸か不幸かその心配はありません。午前中に洗濯を済ませ、約100キロの道のりとなる下関に向かいます。前日の雨は上がり、朝からいい天気です。ただ北寄りの風が冷たく、前日より強そうです。海響ドリームナイターが行われるようになって下関に行くのは2回目。下関は風の向きや強さでレース傾向が変わると言われているので、風のチェックは欠かせません。

 

 開門(正午)直後に到着。水面際に出てみると、空中戦の旗は追い風を示しています。日差しは届いているのですが、かなり寒く感じます。午後2時、1Rのスタート展示。風は強めですが、舞っているのか、空中戦の旗は場所によってなびく方向が違います。選手はスタートに苦労しそうです。1RはGⅡの予選。①川野芽唯(福岡)②平高奈菜(香川)③三浦永理(静岡)④遠藤エミ(滋賀)⑤細川裕子(愛知)⑥海野ゆかり(広島)。一昨年の賞金女王、川野のイン戦ですが、F(フライング)持ちのうえリングやギアケースなどの交換を施しており、足も良くないようです。エンジンだけなら外の3人で、特に遠藤は初日から連勝中です。展示タイムは海野がトップで川野は最下位。ただ1周タイムはトップです。もしかして整備の甲斐があったか。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ 遠藤エミ

 悩ましいレースですが、本命筋は川野の逃げから。①-③④⑤-③④⑤と海野の3着付けの①-③④⑤-⑥です。穴目は遠藤のまくりから④⑤-①=④⑤⑥の6点です。結果は遠藤が4カドからまくり、外を連れてきたのですが、川野が着外に沈み④⑥②の9,130円。舟券下手でしたが、穴目の予想はまったくの的外れではありませんでした。さあ次だ。

 

 2Rは女子で唯一SGに出場している小野生奈(福岡)のイン戦。初日、2日目と男子相手に苦戦続き。このレースも3号艇から外は山崎智也(群馬)や菊地孝平(静岡)らSG覇者ずらりと並んでいますが、タイムも出ているし、ここは信頼です。5号艇の菊地を2、3着に本命筋は①-⑤-全と①-②③④-⑤。穴目は裏を返して⑤-①=全。スタートは小野が踏み込み1マークを先マイ。「よし、逃げた」と思った瞬間、2号艇の三井所尊春(佐賀)とともにFコール。風が変わったのでしょうか、それとも伸び仕様の三井所を意識してしまったのでしょうか…。舟券は全額、払い戻しとなりました。

 

 いろんな意味で波乱の幕開けです。続く3Rは①湯川浩司(大阪)②山田康二(佐賀)③毒嶋誠(群馬)④岡崎恭裕(福岡)⑤森高一真(香川)⑥白井英治(山口)。エンジンは毒嶋、白井が良さそうです。その白井が6号艇だけに進入に動きがありそうで、すんなりとイン逃げとはいかないような気がします。スタート展示は白井がひとつ内に入り①②③④⑥/⑤。展示タイムは湯川、山田が抜けており、1周タイムは山田、毒島、湯川の順。大外になりそうな森高はかなり苦しい足色です。エンジン的には内の3艇に分がありそうです。

 

 そこで本命筋として①-②=③と③-①=④⑥の4点。ここまではすんなりと決まりましたが、穴目は考えどころです。毒島の攻めに乗って、岡﨑や白井の頭も面白そうですが、専門誌「BOAT Boy」の新概念データを眺めていてひらめきました。山田の頭です。山田の2コース時の1コース逃がし率は36.5%で、出場選手中トップクラスです。その勝ち方は差し。この1年間、2コースから15回勝っていますが、うち13回は差しです。一方、湯川の1コース差され率は8.7%と激低です。ここはどちらが勝つか一か八かの勝負です。②-①③-①③④⑥。①が完全に消えればいい配当になります。

 

 本番は展示と同じ進入からセンター枠の2艇がスリットを先行する形でスタート。③がまくりに行くところを①が張るように先マイ。その内を②が差し込みます。バックでは完全に艇を並べています。2マークは②が先マイ。続いた①は⑥と接触し、後退。正面では②が抜け出し、続いて③。④と⑥で3着争いです。結局、②③④で入着し、13,140円。早々と万舟をゲットしました。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ

 続く4Rは人気を集めた1号艇、前田将太(福岡)と5号艇、松井繁(大阪)が着外に敗れ、④②⑥の38,710円。さすがにこのレースは取れませんでしたが、強い北風同様、荒れる1日になりそうです。その予感は次のレースでさっそく当たりました。①岸恵子(徳島)②谷川里江(愛知)③樋口由加里(岡山)④日高逸子(福岡)⑤寺田千恵(岡山)⑥遠藤。ここまで3連勝と完全にシリーズリーダーとなった遠藤の登場です。コースは大外になりそうですが、侮れません。本命筋は①-⑥-全で決まり。次いで展示、1周タイムが良かった樋口への①-③-全。穴目はチルトを0.5度に上げ、展示一番時計の日高。④-①②⑥-①②⑥と日高の攻めに乗っての遠藤から⑥-①②④-全です。結果は日高の差しが決まり、④②①。遠藤が舟券からはずれたこともあり、19,130円の高配当となりました。

 

 高配当レースは後半も続きます。7Rは①森高②白井③菊地④篠崎仁志(福岡)⑤今垣光太郎(福井)⑥田中信一郎(大阪)。インに構える森高は前半レースでも大敗し、エンジンはワースト級です。元々インの1着率はさほど高くなく、とても逃げ切れるようには思えません。ここは2コースからの差しがうまい白井の頭が本命筋で、②-①-全と②-③④-①③④です。とは言え、スタートの早い菊地や菊地の攻めで展開が向きそうな仁志、大外ながら1周タイムトップの田中も舟券には絡んできそうです。そこで穴目は少し変則ですが、③④-②③④-①⑥としました。結果は④③①。菊地がトップスタートからまくり、その展開を突いて仁志が差し。3着は森高と田中の争いになりましたが、田中は2周目1マークで白井と接触し、後退。人気の白井が4着に敗れたこともあり、12,070円の万舟となりました。

 

 「今日は『4』の日か」と思えるほどレース結果一覧に④が目立ちます。高配当となったレースはここまでいずれも④が1着です。9Rもそんなレースになりました。GⅡの予選。①細川②竹井奈美(福岡)③長嶋万記(静岡)④中村桃佳(香川)⑤守屋美穂(岡山)⑥山川美由紀(香川)。前半レースで5コースから4着に沈んだとはいえ、このメンバーではエンジンパワー抜群の細川のイン戦です。ここは素直に本命筋は、①-②-③④⑤。加えて展示タイム、1周タイムともにトップだった竹井からの②-①=③④⑤。穴目は奇数号艇の時の攻めが魅力の長嶋からまくって差しての③④-②③④-①⑤です。7Rと似たような買い目ですが、密かに応援している中村の頭なら結構な配当になりそうです。レースは中村がトップスタート。慌てて握った長嶋が内をまくり、その間隙を縫って中村の見事な差しが決まりました。細川もバック5番手から猛追し、入着。④③①は10,140円でした。

 

 結局、この日は万舟が5本も飛び出す“万舟祭り”となりました。このうち4本を取ることができました。万舟ゲット率80%! 他のレースがさっぱりだったので回収率200とか300%というわけにはいきませんでしたが、上々の滑り出しです。次は1日置いて、SG準優勝戦、GⅡ予選最終日となる25日に出走です。

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