24~K部長のボートレース放浪記 下関編

 (2017/12/17)

下関チャレンジカップ編(2017.11) ~下~

ボートレース下関 チャレンジカップ グルメ屋台 担々麺

 Kです。下関(山口)のSGチャレンジカップ・GⅡレディースチャレンジカップは26日、最終日を迎えました。SGの優勝戦の1号艇は毒島誠(群馬)。予選最終日に1号艇を残して得点率トップ。3回インから逃げれば優勝と最近の王道パターンでSG2度目の戴冠を狙います。3号艇には山田康二。峰竜太、深川真二と今年SG初優勝が続いた佐賀支部の若手のホープです。またしても佐賀支部の初優勝があるのか――。平和島(東京)のボートレースダービーでは深川の頭から買っておいしい思いをしたので、「今日も山田の頭は押えておくかな」などと妄想モード全開で車を下関へと走らせます。

 

 下関はどんよりとしたくもり空。前日より暖かく感じ、風は追い風です。雨の予報は出ていないので水面コンディションは大きく変化することはなさそうです。前日同様、まずはグルメ屋台で昼飯です。本日は「担々麺」。チンゲン菜は入っていないし、とんこつラーメンにひき肉とゴマのペースト、最後にラー油を入れたといった具合で本格的な味とは程遠い代物ですが、これはこれでなかなかいけます。まあ次に食べる機会はないでしょうから「一期一会」の味とでも言っておきましょうか。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ

 前日は3万舟を取りながら収支がマイナスになってしまいました。リベンジするためにも1Rから当てていきたいところです。メンバーは①三浦永理(静岡)②大滝明日香(愛知)③川野芽唯(福岡)④守屋美穂(岡山)⑤岸恵子(徳島)⑥山下友貴(三重)。名前だけならともに賞金女王の称号を持つ三浦VS川野といった構図でしょうが、川野がさっぱりです。初日のオープニングレース、5号艇だった山下のまくりに乗って6コースから展開を突いて1着を取り、8万舟の立役者になった以後はゴンロク(5着、6着)のオンパレード。足はかなり悪そうです。とは言え、このメンバーに中では実績上位。川野を舟券に絡ませるかどうかがポイントです。

 

 F(フライング)持ちの川野ですが、スタート展示は02でジャストタイミング。展示タイムこそ良くありませんが、1周タイムは三浦に次いで2位です。「もしかして舟足、上向いているかも」。ということで本命筋は三浦の頭から川野の2、3着で①-②④⑤-③と①-③-全。穴目は川野の頭まであるかと③-①-全です。川野はこの日、1回走りでこれが最終レース。最初と最後のレースが1着なんてカッコイイと、勝手にストーリー的な舟券ではありますが。結果は①②③の1,400円。危なっかしい川野の3着でしたが、幸先いいスタートです。

 

 

 2Rは準優勝戦組の①田村隆信(徳島)と④田中信一郎(大阪)を軸にした舟券で①④③(750円)を的中。3Rは①菊地孝平(静岡)をはじめ準優勝戦組4人が登場する混戦番組。舟券は、予選敗退組ながら舟足が良く見え、3コースからの2連体率が高い湯川浩司(大阪)を2着の軸に。これが①③⑥と薄目の6号艇が3着に来たこともあり、3,290円とまずまずの配当になりました。

 

 初っ端からの3連勝。これ以上ない出だしですが、あとがいけません。4Rからあっさりと3連敗。特に6Rは⑤茅原悠紀(岡山)が予選落ちのうっぷんを晴らすかのように、①白井英治(山口)との接戦を制し、万舟を提供。常々、外枠の時の茅原は一考の余地ありと思っているにもかかわらず、チルトを1.5度の上げた⑥三井所尊春(佐賀)にばかり目が行き、すっかり忘れていました。

 

 気を取り直して後半です。7Rは予選敗退組で組まれた「シーボー選抜戦」。①中島孝平(福井)②篠崎元志(福岡)③魚谷智之(兵庫)④前本泰和(広島)⑤守田俊介(滋賀)⑥峰竜太(佐賀)。ドリーム戦を1号艇で快勝し、勢いに乗るかと思った峰ですが、2日目に転覆し残念ながら予選落ちを喫しました。本来ならどのコースからでも狙える選手ですが、「転覆してから良くない」と明らかに足落ちしているようです。それでも展示は1番時計。1周タイムは魚谷がトップで、中島、峰が続きます。本命筋は中島のイン戦を信頼し、峰の2、3着から①-②③④=⑥。穴目は魚谷からの③-①②④=⑥です。結果は魚谷のまくり差しが鮮やかに決まり③①⑥。的中ですが、配当は2,990円。もう少しつくかと思ったのですが、冷静に考えるとこんなもんです。穴目で買っていたので、大して儲かりませんでした。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 8Rは特別選抜B戦。メンバーは①田中②辻栄蔵(広島)③田村④寺田祥(山口)⑤岡崎恭裕(福岡)⑥菊地。辻と田村はエンジン劣勢で、展示タイムは岡崎がトップ。1周タイムも外の3人が優勢です。本命筋はイン戦の信頼度が高い田中から外を絡め①-④⑤⑥-④⑤⑥。穴目は、5コースからのまくり差しがうまい岡崎と前日不発に終わった菊地のスタート一発にもう一度期待し、⑤⑥-①-全です。レースは握っていった田村に続き、岡崎がターンマークをなめるように全速のまくり差し。バックでは田中の内に完全に艇が入っており、2マークを先マイ。そのままトップを快走し、3着には人気を落としていた辻が粘り、⑤①②。14,790円の万舟となり、これでこの日の収支は少しだけ水面の上に顔がのぞきました。それにしても岡崎の5コースはツボにはまるとすごい破壊力です。初めてSGを取った時(2010年、オールスター)も5コースからのまくり差しでした。本来ならSGやGⅠのタイトルをもう2、3取っていてもいい選手だと思うのですが。

 

 日もとっぷりと暮れ、お腹が減りました。昼過ぎに小腹を満たす程度に「担々麺」を食べたきりです。再びグルメ屋台に行ってみると、食事の類はすべて売り切れ。うどんやおにぎりを売っているフードコート唯一の店には行列が出来ています。レース場の前にはコンビニがありますが、外に出てまでという気にもなりません。仕方がないので、場内の抽選会でもらったはずれ賞品のスナック菓子をポリポリ。全く腹の足しになりません。レース場では「少し食べ過ぎたかな」という経験こそあれ、腹が減ってまいったというのは初めてです。下関さん、お願いです。フードコートにもっと店、増やしてください!!

 

 さて9RはGⅡの特別選抜戦。山下友貴(三重)がインから逃げ、2着に6号艇の平高奈菜(香川)が入り、①⑥④、8,250円。10RはSGの特別選抜A戦。1号艇の松井繁(大阪)が人気に応えて逃げたものの、2、3着には外枠の丸岡正典(同)、秋山直之(群馬)が続き①⑤⑥、5,760円。ともにヒモ穴となりましたが、舟券はかすりもしませんでした。やはり腹が減っては戦に勝てないのでしょうか。

  いよいよ本日のメインレース。まずは11R、GⅡの優勝戦です。①遠藤エミ(滋賀)②日高逸子(福岡)③海野ゆかり(広島)④細川裕子(愛知)⑤中村桃佳(香川)⑥長嶋万記(静岡)。大会連覇を狙う遠藤がドリーム戦を含め予選道中4勝を挙げ、堂々の1号艇です。日高、海野と歴代のレディースチャンピオンがいますが、エンジンを考えると遠藤と「女子の中では節一」と胸を張る細川の対決が濃厚です。

 

 スタート展示は遠藤が0.01とジャストタイミング。今節はスタートも決まっており、本番でも後手を踏むことはなさそうです。展示タイムは細川がトップで、遠藤も大差ありません。「伸びが弱い」という日高がチルトを0.5度にしていますが、展示タイムを見る限り、あまり効果はないようです。1周タイムの方は遠藤が断トツで抜けています。続くのは中村で他の4人は大差ありません。ここは◎遠藤、○細川でいけそうです。本命筋は①-④-全で、このうち①-④-②③に厚めに配分。あとは9、10Rとイン逃げ好配当が続いたので、スケべ心を出して①-⑤-全と①-全―⑥を少々。穴目は女子の中では一押しの若手、中村から⑤-①-全です。中村は優勝してもクイーンズクライマックスには届きませんが、応援舟券といったところです。

 

 本番は中村、長嶋がスタート0台と踏み込みましが、スリット後は遠藤が伸び返し、悠々と1マークを先マイ。2番差しに構えた細川は伸びを生かし、バックでは先行する日高、海野を内からとらえます。2マークは遠藤、細川の順で回り、早々と①-④態勢。あとは3着争い。日高と海野が互いに一歩も譲らす抜きつ抜かれつの大接戦です。最後は海野が振り切り、①④③、1,200円で決着しました。配当的には①④③も①④②にもあまり変わらなかったのですが、「ボートレースは3着争いが面白い」との言葉を実感させてくれる見応えのあるレースでした。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 これでこの日の収支はほぼトントンにまで戻すことができました。さあ泣いても笑っても残すは最終12R、SGの優勝戦のみ。①毒島②井口佳典(三重)③山田④篠崎仁志(福岡)⑤桐生順平(埼玉)⑥新田雄史(三重)。山田はSG初優出。優勝すれば師匠の峰とともにグランプリ(GP)です。2年連続GP出場に向け、勝負駆け中の仁志はなんとかここまでたどり着き、3着までに入ればギリギリ間に合いそうです。とは言え、節一宣言が出ている毒島のインの壁はかなり高そうです。

 

 10R発売中にスタート練習が行われました。山田の足がかなり良く見えました。特にスリット付近からの行き足は目を見張るものがありました。スタート展示でも同様です。タイミングは0.05のFでしたが、3コースからグッと出ていく感じです。展示タイムもトップです。1周タイムは毒島が抜けていますが、山田は桐生に次いで3番目です。展示を見る限り、毒島の逃げはかなりの確率で高そうですが、ヒモは悩みます。経験値やコースを考えると井口か。GP勝負駆けの仁志もありそうです。5コースですが桐生のスピード戦も侮れません。あれやこれや買い散らかすとトリガミになる恐れがあるので、本命筋の舟券はグッと絞りたいところです。ここは展示気配の直観を信じることにしました。山田です。①-③-②④⑤と①-②-③。この4点で勝負です。穴目もその山田からの③-①④-全の8点。平和島の夢よ、もう一度…。

 

 干潮時間を過ぎ、風はほとんどありません。照明塔の明かりがベタ水面に映えます。ピット離れに波乱はなく、ゆったりとした待機行動から進入は枠なりの3対3。内の2艇が好スタートを決め、頼みの山田は遅れ気味です。そこからまくり差しに入ろうとしますが、スタートが遅れた分、まったく届きません。バックでは毒島が独走態勢を築き、井口が続きます。3着争いは仁志が山田にやや先行。①②③の目だけはまだ可能性がありますが、2マークは仁志が先取りし、山田は新田にもかわされ、万事休す。「①②④かぁ」。ため息が出ます。買えない目ではありません。いや、普通なら買っていなければならない舟券です。山田を信じて買った舟券なので、“選手責任”の落水ですが、それでも「①②④ねぇ」。もう一度ため息が出ます。970円。レース結果を見ると、山田のスタートタイミングは0.15。悪い数字ではないのですが、SGの優勝戦、6番手では。せめて0.10前後まで踏み込んでいたら…。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 結局、この日は優勝戦にぶち込んだ分がマイナスとなりました。3日間で舟券を買ったレースは35レース。このうち8レースが万舟となり、3万舟を含む6レースを取りました。万舟奪取率は何と75%! しかし、にもかかわらず、あにはからんや、トータルで負けてるって、どんだけ下手ねん! ひどい。ひどすぎる。穴があったら入りたい。かくなる上はさらなる研さんを積み、住之江のGPでリベンジするのみです。

 

◇下関チャレンジカップの戦績

23日:6勝5敗1分 回収率  133%

25日:4勝6敗1分 回収率   84%

26日:6勝6敗    回収率 71%

トータル         95%

   【下】