24~K部長のボートレース放浪記 若松編

(2018/7/31)

若松オーシャンカップ編(2018.7) ~中~②

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 9R。メンバーは①吉田拡郎(岡山)②飯山泰(東京)③田村隆信(徳島)④魚谷智之(兵庫)⑤岡崎恭裕(福岡)⑥田中信一郎(大阪)。Wエース機の16号機、36号機を駆る田村、魚谷の登場です。特に魚谷は予選序盤3連勝し、このまま優勝かと思われましたが、最終日に崩れてしまいました。外枠の田中の進入が気になるところでしたが、展示は枠なりの3対3。展示タイムは吉田、飯山が同タイムでトップ。1周タイムは田村、飯山、吉田の順。総合的には内の3艇が良さそうで、魚谷は足落ちしているのか、今ひとつです。ここは吉田、田村が本線です。エンジンが見劣る田中を切り、①-③=②④⑤。吉田を破るとすれば飯山か田村か。迷いましたが、展示タイムが良く、1コース逃がし率が低い飯山を選び、差し、まくり両面から②-①③④-①③④⑤。穴目としては5コースからのまくり差しに定評がある岡崎からの⑤-①②③-全。こちらは地元から1人は優勝戦に乗ってほしいという応援、願望舟券です。

若松ボート オーシャンカップ 田村隆信

 本番も展示通り枠なりの3対3。岡崎がトップスタートを切りましたが、さほど大きな差はありません。定跡通り、偶数号艇が差し、奇数号艇が握っていきます。田村が吉田と飯山の間にまくり差しに入り、バックでは完全に吉田に届いています。2マークを先マイしましたが、吉田が差し返し、正面では並走状態。2周目1マークは立場が変わり、吉田が先マイし、田村が差し返します。「頼む!このまま①-③で」。いけるかと思った瞬間、出口で吉田のボートが暴れ、バックで再び並走です。再び2マークを田村が先マイ。吉田も再びの差し返しを狙いますが、今度は届きません。見応えのあるレースでしたが、結果は③①②、7,920円でした。「飯山からではなく、田村からだった」。⑤-①②③-全が余計でした。せめてこの分を③-①-全に振り分けていたら…。下手です。

 

 続く10R。①中田竜太(埼玉)②土屋智則(群馬)③毒島誠(同)④羽野直也(福岡)⑤坪井康晴(静岡)⑥徳増秀樹(同)。SG初優出狙う中田のイン戦。予選道中、イン逃げからの1勝のみですが、大崩れせず着をまとめ予選2位通過です。エンジン的には伸びを中心に土屋、羽野が上位ですが、気になるのは徳増です。前日のインタビューでは「6コースでもスローから」と宣言しています。動く気満々です。その言葉通り、展示は①②③⑥/④⑤と4コースまで入ってきました。展示タイムは土屋、羽野が抜けており、やはり伸びは良さそうです。1周タイムは坪井、徳増、毒島の順です。本番も徳増は4コースまでと予想。そうなれば伸びのいい羽野が5カドです。すんなり本命筋では決着しない匂いがプンプンします。インコースの信頼度が高い中田の逃げから羽野へ①-④-全が本命筋。しかし、ホントの狙いは羽野からの④-①=全です。もうひとつは羽野の仕掛けが不発の終わった時の①-⑥-全です。羽野の頭か徳増の2着ならここまでの負けは取り戻せます。いざ、勝負。

若松ボート オーシャンカップ 徳増秀樹

 本番、徳増が回り込み、内を狙います。展示通りかと思いましたが、土屋も毒島も本気で抵抗にいきません。そうこうしているうちに徳増はなんと2コース。「ん、なんで?」。まあ土屋と毒島がスローならば想定通り羽野の5カドですが、艇を流していた毒島が、羽野と坪井がダッシュに引いたのを見届けた後、艇を後ろに向けます。「えっ、引くの?」。「おーっ」というどよめきと「えーっ」という悲鳴が場内に交錯します。もちろん私は悲鳴の方。①⑥/③②④⑤。まさかまさかの、毒島の3カド戦です。

 

 大時計が「0」を指す直前、確信しました。毒島の頭だと。内の2艇とはそれほどスピードの乗りが違いました。その通り、スリット直後に出切った毒島がひとまくり。その外の土屋が続き③-②の典型的なセット券隊形。回り足の良さを生かした徳増が土屋をとらえる場面もありましたが、終わってみれば③②①。10,940円の万舟決着でした。やられました。まさかこんな展開になるなんて。毒島の3カドなんて予想できません。舟券予想としては完敗。完全にお手上げ状態でむしろサバサバという感じです。逆に準優勝戦の中で最もインが固いと思われる11Rへの闘志が湧いてきました。

ボートレース若松 オーシャンカップ

 メンバーは①峰竜太(佐賀)②丸岡正典(大阪)③石野貴之(同)④馬場貴也(滋賀)⑤山田康二(佐賀)⑥寺田祥(山口)。逆転で予選トップ通過の峰。弟子の山田とともに師弟ワンツーを狙います。寺田は昨年のメモリアルに続き若松のSG連覇がかかっています。話題にこと欠かないメンバーですが、不気味なのはSGの経験豊富な丸岡、石野の大阪勢です。スタート展示は枠なりの3対3。峰のタイミングは0.01。時計は見えているようです。展示タイムは石野がトップで、僅差で峰。1周タイムは峰、丸岡、寺田の順です。最近のインコースの1着率が90%を優に超える峰。徳山のSGグランドチャンピン準優勝戦で田中信一郎(大阪)と競り、逃げ切れなかった峰ですが、同じ轍(てつ)は踏まないでしょう。展示気配も上々です。ここは峰からの頭勝負。気配もうひとつの馬場を切り、①-③-②⑤⑥で大勝負です。師弟ワンツーの期待も込めて①-⑤-②③⑥も押さえました。

 

 

 本番。きれいにそろったスタートで、1M、峰が先マイに向かいます。「逃げた」と確信したのも束の間、丸岡の差しが入り、あろうことか石野のまくり差しまで届いていています。大時計裏では内から丸岡、石野、峰が並走。2M、峰は丸岡、石野を先に行かせて外から全速差しに構えます。「よし、差し返せ」と叫んだ瞬間、後方から切り返し気味に突進してきた馬場と接触。「危ない」。一瞬、肝を冷やしましたが、大事には至りませんでした。馬場は2M付近でエンスト、峰は航走を続けましたが最後方。結果は②③⑤。配当は49,630円で、準優勝戦で一番固いと思っていたレースがこの日一番の大荒れレースとなりました。

ボートレース若松 ロイヤル席 ハーゲンダッツ

 10Rが群馬ワンツー、11Rが大阪ワンツー。こんなことがあるのか。峰のSG準優勝戦、大阪勢との相性は最悪です。乾坤一擲の勝負舟券は無残にも散ってしまいました。折れました、完全に。心が…。当然のことながら一般となる12Rは見る気もしません。帰り道、ロイヤル席でもらったこの日のハーゲンダッツアイスクリームを思い出しました。選んだのはストロベリー。「今日は赤(3号艇)の日だったのか」…。

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