24~K部長のボートレース放浪記 芦屋編

(2018/12/5)

芦屋 チャレンジカップ編(2018.11) 上②

 本番。枠なりの3対3から岡崎がトップスタートを切り、1M、まくり差し。ここまでは予想通り。しかし、完全に突き抜けるまでいかず、まくられながらも辛うじて残した羽野と接戦です。「えーっ、②=④?」。羽野は密かに応援している選手の1人ですが、このレースに限っては頑張ってほしくありません。スリット前も羽野がやや前に出て通過していきましたが、エンジン差でしょうか、2周目1Mで岡崎、井口が内と外から相次いで逆転。④①②隊形となり、これで出来上がりました。7,120円。ホントにヒヤヒヤしたレースでしたが、これで資金に若干の余裕ができました。

 

 続く8、9RはGⅡの予選。8Rは①海野ゆかり(広島)②藤崎小百合(福岡)③山川美由紀(香川)④川野⑤遠藤エミ(滋賀)⑥中里で、ここまでの成績から考えても山川と遠藤の争いで固いところ。本命筋は③-①④⑤-①④⑤でオッズを見て③-⑤=①に厚めに配分です。遠藤の頭は⑤-①③-全と3着は流しました。買い終えて舟券を見ると、③-①-⑤の金額が1桁少ないではありませんか。マークシートの「千」と「百」を塗り間違えたようです。普段ならフォーメーション投票するのですが、このレースは金額にメリハリを付けたかったので1点ずつ塗っていた時にミスったようです。こうなると、本命筋ながら「③①⑤だけは来るなよ」と願わずにはいられません。結果は山川の攻めを海野が受け止めて逃走。まくり差しに入った遠藤は1M、藤崎に前を塞がれ万事休す。①③②、2,140円。③①⑤が来なくて良かったのですが、ハズレはハズレ。9Rは①小野とシリーズリーダーの⑥守屋美穂(岡山)、この時点で優出当確の⑥今井の三つ巴と見て、①②⑥を絡めた舟券で勝負しましたが、期待した守屋、今井とも舟券からはずれ①④⑤。5,200円とヒモ穴のレースとなりました。

 

 10Rからは本日のメインイベント、SGの準優勝戦です。7Rの貯金は8、9Rで使い果たしてしまいましたが、挽回のチャンスはまだ大いにある懐具合です。最初のレースは①桐生順平(埼玉)②前本泰和(広島)③毒島誠(群馬)④赤岩善生(愛知)⑤池田浩二(同)⑥菊地孝平(静岡)。全員がSGホルダーの好メンバーですが、飛び抜けたエンジンはありません。強いて挙げれば池田の45号機でしょうが、3日目の転覆でどうか。スタート展示は菊地の前付けを警戒し、枠なりのオールスロー。桐生の展示タイムの悪さが気になりますが、1周タイムは毒島と双璧。オールスローならば外から飛んでくる選手もいないでしょうから、舟券は桐生の逃げからです。2、3着は1周タイムトップの毒島、展示タイムトップの池田、スタート巧者の菊地あたりでしょう。赤岩のエンジンはこの中では見劣るような気がしますし、3コースに比べ4コースの成績は良くありません。ここは切ります。本命筋は桐生の頭からまずは①-③-全、次いで①-⑤-②③、①-⑥-②③。オッズと相談して①-③-②⑤を厚めに配分です。穴目は夏場から絶好調で賞金ランキング断トツトップの毒島。ここまで1着はありませんが、「ピンなしのピン」は十分あり得ます。③-①⑤-全を押さえました。

 

 2Mの前で出走を待ちます。合図とともにピットを飛び出したのは何と赤岩。ターボエンジンが付いているのではないかと思うほどの出足、加速で、あっと言う間に小回りブイに達し、完全にインが狙える位置取りです。スタンドがどよめきます。当然です。スタート展示で前付けの素振りでもあれば想定もできますが、スーパーピット離れでの赤岩のイン戦はだれも想像できないでしょう。桐生以下の各艇は慌てて回り込むようにして舳先をスタートラインに向け、並びは④①②⑤⑥。毒島だけはそれに付き合わず単騎のダッシュ。こんな並びは神様でも予想できなでしょう。今節、最大のハプニング(?)です。スタート後の展開は全く読めませんが、桐生が1Mでうまく赤岩をさばけば①-⑤、①-⑥の可能性はあります。毒島絡みの舟券はさすがに大外だと厳しいかもしれません。


 注目のスタートは桐生を除く5艇がほぼ横一線。「桐生、差してくれ~」と念じますが、後手を踏んだスタートからは無理というもの。ダッシュから伸びてきた毒島が赤岩に襲いかかりますが、赤岩が先マイし、そのまま逃走。バックでは早々と④③②隊形。このままの着順でゴールし、配当は101番人気の70,180円。超ビッグ配当で決着しました。「コース順位だけなら①⑥③で当たってたのかぁ」と一瞬思いましたが、何の意味もありません。そもそも太陽が西から昇っても④③②なんて目は浮かばなかったのですから。

 

 続く11Rは峰竜太(佐賀)のイン戦。以下、②松井繁(大阪)③木下翔太(同)④吉田拡郎(岡山)⑤片岡雅裕(香川)⑥平本真之(愛知)。峰は2日目の不良航法による減点があってのこの位置。減点がなければ予選トップでしたが、このあたりが峰らしいと言えば峰らしいところかもしれません。今年前半のSGでは準優勝戦で泣くことが多かった峰ですが、ここはすんなり逃げて優勝戦に乗り、グランプリ2ndステージの1号艇を確定させたいところです。

 

 スタート展示は枠なりの3対3。10Rと違ってこのレースは進入に乱れはないでしょう。エンジンの素性からすると木下、吉田、片岡あたりが良さそうで、内の2艇はやや劣勢といったところ。展示タイムは新ペラに変わった吉田がトップ。1周タイムはその吉田を除き拮抗していますが、峰、松井、片岡の順です。展示気配や1コースの1着率を見ても、ここは峰の頭で大丈夫でしょう。次位は4カドの吉田や予選前半の主役の1人だった片岡も不気味ですが、グランプリの連続出場がかかっている松井にしました。今節、スタートをビシバシ決め、グランプリ出場にかける気合を感じます。ここ一番での勝負強さ、上手さは別格です。舟券は峰、松井から①-②-④⑤⑥の3点。このうち①-②-⑤にドーンと配分。ここまでの負けをこれで取り戻す勝負舟券です。

 

 本番は外の2艇が好スタートを決めましたが、峰が伸び返し、1Mを先マイ。やや後手を踏んだ松井ですが、そこは王者。絶品の差しハンドルで追走。バックでは①-②隊形であとは3着争いです。私としては①②⑤なら最高です。2周目1Mで片岡が全速戦で抜け出し、①②⑤でほぼ出来上がりです。モニターで確定オッズを確認し、早くも払い戻しの皮算用。「よし、よし、これで今日の負けはなくなったな」と。ところが、2周目2Mで松井の外をブン回した片岡がストレートで並び、次の3周目1Mでは差しに切り替え、バックでは松井をリードです。「松井~!!!」。思わず大声が出ます。最終2M、松井も渾身の差し返しを狙いますが、わずかに届かず、片岡が先着。①⑤②、2,650円での決着でした。まさか、松井が片岡に抜かれるとは。10Rとは別の意味で呆然です。いや、10Rは全く予想できなかった結果だけにあきらめもつきますが、このレースは会心の舟券になるはずでした。大勝負にいき、途中まで予想も当たっていたのですからショックは倍増、いや5倍増です。

 

 心が折れかかって迎えた12R。①馬場貴也(滋賀)②柳沢一(愛知)③石野貴之(大阪)④中野次郎(東京)⑤中島孝平(福井)⑥平尾崇典(岡山)。予選トップ、エンジン節一の馬場が1号艇。3号艇に甘んじていますが、石野のエンジンも馬場と双璧との評価です。評判通り、展示タイムトップは馬場、次いで石野。1周タイムも馬場が断トツで、次いでこちらも好エンジンと言われる中野、石野の順。ここはエンジンの評価通りの舟券で勝負です。①-③=④を大本線に外からでも舟券に絡むことが多い中島の3着付けで①-③④-③④⑤の4点です。①-③=④に超重点配分し、この日の負けを取り戻すべく11Rに続き、もう一度大勝負です。本来なら穴目として石野の頭から③-①④-全あたりは買いたいところですが、そこまでの余裕はありません。ここは買い散らかすより「男は黙って4点勝負」です。

 

 結果は①③⑤。的中ですが、配当は900円。見事にガミりました。途中まで①③④だったのですが、2周目1M、外をブン回った中野が中島の差しを許し逆転されてしましました。最終レースを当てたのですから、普通なもう少し晴れやかな気分になるはずですが、ため息しか出ません。なんともやり切れない準優勝戦3番。歴史は繰り返します。赤岩と松井との相性の悪さ。「買ったら来ない、買わなかったら来る」。この悪循環、いつになったら解消されるのやら。

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