24~K部長のボートレース放浪記 大村編

(2019/9/22更新)

大村 2019.8メモリアル編(下)①

 >上を読む

Fのショック引きずり再び大村へ

 Kです。大村(長崎)のSGボートレースメモリアル最終日(9月1日)。朝、目が覚めても前夜の準優勝戦11Rの集団Fのショックを引きずっています。全員が早いスタートだったのですが、峰竜太(佐賀)、篠崎仁志(福岡)が02、吉田拡郎(岡山)が01のスリットオーバー。残った3人のうち最も遅かったのが菊地孝平(静岡)。とは言え03です。他艇のFを呼ぶ菊地のスタート力といったところでしょうか。ギャンブルにタラレバは厳禁ですが、Fがなければ優勝戦は①峰②毒島誠(群馬)③前本泰和(広島)④石野貴之(大阪)⑤篠崎仁志(福岡)⑥桐生順平(埼玉)になっていたはず。本命舟券は別にしても①=⑤は絶対買っているよなぁ…。

 

 タラレバはいつまでたってもタラレバ。気分を変えて、といきたいところですが、福岡は朝から雨。青空が広がっていれば、気持ちも晴れやかにハンドルを握れるのですが。雨の中、前日の通行止め渋滞を踏まえ1時間ほど早めに家を出ました。途中、ワイパーが利かなくなるほどの土砂降りに見舞われましたが、武雄北方ICはスムーズの抜けることができ、想定よりかなり早くレース場に到着しました。前日同様、風はほとんどなく、小雨が降っていましたが、西の空が明るくなっていたのでレースが始まるころには止むことでしょう。

 

同僚イチオシ「あごだしねぎラーメン」

 昼食は前日に続き麺類。会社の同僚が以前から推していた「あごだしねぎラーメン」を。あごだしは飛魚(とびうお)で取った出汁のこと。福岡や長崎では雑煮にも使われる定番の出汁です。おじさんには少々しょっぱく感じるスープですが、あごの旨味がよく出ていて、あっという間に完食。大村のフードコートは佐世保バーガーも含めてどれもかなりのレベルです。ただ、SGということもあるのでしょうが、注文してから出てくるまでそれなりの“忍耐”が必要です。

 

マークシート塗り替え「やってもうたー」

 朝、出走表を見て「今日はイン最強水面の日になるかも」と思っていたのですが、その予感は見事に当たりました。1Rから逃げる、逃げる。前半戦はすべてイン逃げ決着。桑原悠(長崎)がイン戦の2R。前日、イン逃げ万舟をゲットさせてくれた⑤遠藤エミ(滋賀)の2、3着を狙うも、5着大敗ではずれ。3Rは①若林将(東京)②田村隆信(徳島)のイン両立で固いと予想。ここまでは良かったのですが、3着を④西山貴浩(福岡)と⑤中田竜太(埼玉)の固定し、マークシートまで塗っていたのですが、締め切り直前になって「西山、エンジン、出ていないし」と③斉藤仁(東京)に変更。これが①②④(1,060円)。「やってもうたー」と思っても後の祭り。こんな日はだいたい負けて帰ります。嫌な予感しかしません。

 

 前半戦は①-②③④-②③④の6点を買い続けていればすべて的中という大村らしい結果で、5R、6Rは的中しましたが、①②④(860円)、①③②(1,350円)で大してもうからず、前日の貯金はすっかり使い果たしてしまいました。

負けて帰るのか? 嫌な予感

 初めてイン以外が勝ったのが8R。①太田和美(大阪)②遠藤③茅原悠紀(岡山)④井口佳典(三重)⑤萩原秀人(福井)⑥峰竜太(佐賀)。準優勝戦でFに散った峰。そのうえ大外ですが、簡単に切ることはできません。①-⑥=全をまずは押さえました。穴目は、エンジン的には準優組の峰、太田にひけを取らない遠藤に期待。差し、まくり両面からの②-①③⑥-①③⑥です。結果は遠藤が差した上を茅原の鋭いまくり差しが太田の届き、③①⑥、6,230円。峰の2、3着と遠藤の仕掛けからの穴目を狙ったのならば、①②③-①②③=⑥の買い目もあったかもしれません。結果的にはこれがこの日の最高配当だっただけに、もうひとひねりして取りたかったレースでした。

 

 3R終わりの嫌な予感は不幸にも的中です。後半戦も7、8、9Rと外し、大敗ムードが漂う中で迎えた特別選抜B戦の10R。メンバーは①池田浩二(愛知)②中村亮太(長崎)③若林④馬場貴也(滋賀)⑤今垣光太郎(福井)⑥平本真之(愛知)。準優勝戦の3艇Fで、外枠の3人が繰り上がりでの出場。注目はエース機の中村と、今年に入りSGの最終日の敗者戦で再三、万舟を提供している今垣です。

「最終日の今垣は買い」が浸透?

 今垣のコース取りから注目のレースですが、スタート展示は枠なりの3対3。展示タイムは若林と中村が抜けており、次いで今垣。1周タイムは今垣がトップで平本、若林の順。展示や1周タイムがこんなにいい今垣はあまり見たことがありません。初日のセット交換が当たったようで、4日目から3連勝中。若松(福岡)から応援取材に入っている井上誠之記者の見立ても「抜群級になっている」です。本番の進入はどうなるかわかりませんが、今年のSG旅打ちでの反省から導き出した「敗者戦で1号艇以外の今垣は『今垣-全-全』で買い」を発動です。まずは⑤-全-全をマークシートに記入。オッズを見ると大万舟とはいかないようです。今節はエンジンも出ているし、「最終日の今垣は買い」がかなり浸透しているせいでしょう。かと言って、ここで絞って買って外したら目も当てられません。自らの信念に従います。

 

 ただ、さすがにこの20点で終わりというわけにはいきません。それ以外の買い目も考えます。本来ならイン戦の信頼度が高い池田から入るところですが、このメンバーの中に入ると舟足は平凡のうえ隣りはエース機の中村です。2コースからじかまくりに出て、優出漏れのうっぷんを連勝(前半レースはインから逃走)で晴らすというシナリオを描き、②③=②③-全の穴狙い。中村のエンジンは伸び型なので、差しに構えた時は舟券から外れ、池田が中村を壁にして逃げると見て、①-③-④⑤⑥としました。いずれにしても本番での今垣の動き次第。3カドや4カドになれば⑤-全-全、内に入ればセンターから中村のまくりで②③-②③-全。最悪は池田が普通に逃げての①-②-③や①-②-⑤です。

「よっしゃー、光太郎、そのまま行け~!」

 本番での進入。今垣はまったく動く気配はありません。本番で思いもしなかった動きをするので高配当の使者になるのに、スタート展示通りの枠なり3対3なら面白くもなんともありません。⑤-全-全への期待が急速にしぼんでいきましたが、トップスタートを切った今垣がいつものように体をガンガン前後にしゃくりながら内を絞っていきます。「よっしゃー、光太郎、そのまま行け~!」。私の体も椅子から浮き上がります。が、1Mの手前で若林に抵抗され、届きません。この隙に池田が逃げ、バックで早くも独走状態。後ろは混戦のまま2Mに殺到しましたが、外をツケ回った今垣が2着を確保し、終ってみれば①⑤③。3,980円はいい配当です。スタート直後の一瞬、夢を見させてもらいました。基本的に今垣は頭以外はなしのスタンスだったので、この結果はしょうがありませんが、少なくとも進入はもう少し沸かせてほしかったと思います。まあエンジンも出てたし、浜名湖(静岡)のGⅡボートレース甲子園で優勝して賞金の上積みもしたし、タナボタの特別選抜戦ならば、進入で無理してゴリゴリ行くこともないか、と自分を納得させるしかありません。

大村メモリアル編(下)