24~K部長のボートレース放浪記 大村編

(2019/9/22更新)

大村 2019.8メモリアル編(下)②

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佐賀支部師弟コンビ連夜のF

 これで後半戦は4連敗。優勝戦も含め残り2レースですが、財布の中身はかなり心許ない状況です。特別選抜A戦の11R。メンバーは①山田康二(佐賀)②桑原③吉川元浩(兵庫)④原田幸哉(長崎)⑤太田⑥中野次郎(東京)。スタート展示は枠なりの3対3。展示、1周タイムとも山田と吉川が双璧。次いで原田といったところ。勝っていれば、本命筋として山田から吉川を軸にした①-③④-②③④、穴目として③か④の頭も買いたいところですが、懐にそんな余裕はありません。優勝戦が残っているので、このレースで大勝負というわけにはいきません。点数を絞って、効率良く稼ぎたいところです。ここまで8R以外はすべてイン逃げ。この日のレースの流れからすると①-③=④あたりが妥当なところですが、安すぎます。ここは吉川のセンターからの攻めの期待し、裏目の③-①=④の2点で勝負です。

 

 本番はスタート展示同様の並びから山田と吉川がやや先行する形でスリットを通過。その直後に山田にFのコール。結果は②⑤③、5,800円。2点勝負が全額返還で肩透かしを食らったような気分です。それにしても佐賀支部の師弟コンビが連夜のF。この2レースだけで返還額は約8億円にのぼるとのこと。「佐賀支部は当分、大村の記念に呼んでもらえないんじゃないか」と思うほど、大村にとっても佐賀の師弟コンビにとっても連夜の悪夢になってしまいました。

エンジン劣勢の菊地をどうするか

 私の方も悪夢のような中で優勝戦を迎えることになりました。イン逃げ祭りになりそうだと予想し、事実その通りの展開になっているにもかかわらず、的中したのは前半戦の2レースのみ。「直前にマークシートを塗り替えた3Rがつまずきの始まりか」などと自問自答したところで負けは負け。せめてここまでの負けを優勝戦で取り戻し「終わり良ければすべて良し」としたいところです。

 

 優勝戦。メンバーはメモリアル2連覇を狙う毒島誠(群馬)が1号艇。以下、前本泰和(広島)③菊地孝平(静岡)④石野貴之(大阪)⑤重成一人(香川)⑥桐生順平(埼玉)。「スタートはスローの方がわかる」とコメントしていた桐生。10R発売中のスタート特訓ではいずれも5コースのスローに入り、並びは①②③④⑥/⑤と①②③⑤⑥/④でした。スタート展示では枠なりのオールスロー。桐生はダッシュに引くつもりはなさそうなので、本番もオールスローの可能性が高そうです。ただ、勝負所では一発に賭けることもある石野の単騎ガマシはあるかもしれません。展示タイムは重成、桐生の外枠コンビが同タイムで抜けています。次いで前本、石野。1周タイムは内枠の2人が優勢で、毒島、前本、そして桐生の順です。

 

 ここまでは完全にイン逃げの流れ。展示を見てもイン戦の信頼度抜群の毒島の優位は動きません。進入がオールスローか5対1ならば尚更です。怖いのは菊地のスタート力ですが、前のレースでFが出ているだけに、内の2艇をたたいて出るまでのきわきわのスタートはいけないでしょう。その上、エンジンは完全に劣勢です。キャブレターを交換しての出走ですが、劇的に上向いた感じはありません。展示タイムは断トツのワーストで行き足から伸びはかなり苦しそうです。ここは思い切って舟券の対象から外すことにしました。

 

外枠2人が絡めばおいしい配当だが

 ということで舟券は毒島の逃げから。①-②-④⑤⑥が第1本線。次いで①-④-②⑤⑥。石野が4カドになるのであれば頭まで買いたいところですが、その可能性は限りなく低いので2着までにとどめました。あとはここまでの負けを取り戻せるよう資金を配分。①-④-⑤⑥だとかなりのプラスで帰ることができます。

 

 いよいよ出走。風はほとんどありません。小雨が降り出しましたが、レースに影響を与えるような雨ではありません。2M側では毒島への声援に混じって重成の名前や「桐生、引け~」と外枠2人への声援も目立ちます。気持ちはわかります。このレース、外枠の2人が舟券に絡めば、例えイン逃げだとしてもおいしい配当になります。進入では桐生が内をうかがいましたが、石野、重成が抵抗し、展示同様、オールスローで落ち着きました。130m前後からの起こしとなりましたが、その直後から菊地がやや先行しています。スリットの通過は菊地、次いで毒島。2人に大きく遅れた前本の上を菊地がまくり差し。1Mを回った直後は菊地のまくり差しが完全に入り、艇は並んでいます。「えっ!菊地の頭?」と思いましたが、大時計裏で毒島がちぎり、2Mを先マイ。①-③隊形となり、私の舟券は終わりました。結果は①③④の2,070円。

 

 完敗です。早々と菊地を切ってしまったのが失敗でしたが、まさか本番で06のスタートをいくとは。改めて恐るべきは菊池のスタート力です。2着になったのは完全の足の差。普通にエンジンがあれば優勝していたと思える1Mのまくり差しでした。終わってみれば、準優勝戦の峰のFでポールポジションをゲットした毒島と3号艇を手に入れた菊地のワンツー。この日の悪い流れは前日の11Rから始まっていたのかもしれません。

住之江GPで毒島との“関係改善”を

 それにしても毒島は5回のSG優勝がすべてナイター。まさに「ナイターに愛されている男」です。台風で優勝戦が月曜日に順延になった昨年の丸亀(香川)メモリアルを除けば、毒島が優勝したレースすべて本場で見ているのですが、舟券はすべて外しています。2コースからまくって勝った昨年の若松(福岡)オーシャンカップをはじめ、毒島の頭舟券は持っているのですが、いずれもヒモ抜けです。毒島との舟券の相性は悪い方ではないと思うのですが、なぜか優勝戦だけは当たりません。相性がいいのか、悪いのか。今年のGPは住之江(大阪)で初のナイター開催。毒島が優勝戦に乗った時はぜひとも“関係改善”を図りたいものです。

 

◇大村メモリアルの戦績

31日:7勝3敗1分(F返還)回収率 160%

1日:2勝9敗1分(F返還)回収率 34%

トータル 98%

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