【ボートレース】井本昌也 さらなる飛躍へ奮起

井本のさらなる飛躍に注目したい

デビュー初優出&勝率5点超え

 今年初めに注目選手として紹介した井本昌也(山口支部)。2020年は10月の浜名湖一般戦でデビュー初優出を決めるなど、着実に地力を付けている。目標のA級昇格には一歩届かなかったものの、今後の活躍を予感させる1年だった。

 21年1月から適用される勝率は自己最高の5点台を超えた。「勝率は目に見える自分の成長なので、多少自信にはつながりました。4点台と5点台じゃ気持ちが全然違いますからね。(A級昇格へ)今期こそはという気持ちは強いです」。1年前に比べ、表情はキリッと締まった。

ライバル・佐々木と地元「ヤングダービー」出場を

 刺激を受ける存在が身近にいるのも大きい。同支部、同期の佐々木完太とは、公私ともに仲が良く、一番のライバル。井本は徳山、佐々木は下関のそれぞれフレッシュルーキーで、置かれている立場も同じ。井本は「意識しないようにしてるけど、やっぱり意識しますね。プライベートでも仲がいいし、ボートの話もよくしますよ」。

 とは言うものの、佐々木の前期勝率は5・74。これまで優勝こそないものの、優出回数は3回。山口支部の若手で今一番勢いがある。勝率も優出回数も佐々木の方が上。さらに一足先にA級昇格しており、負けてばかりではいられない。

 もうひとつ勝率を伸ばしたい理由がある。来年9月に開催の若手レーサーナンバーワンを決める「ヤングダービー」が徳山で開催されるからだ。出場資格は前年優勝者、G3イースタンヤングもしくはウエスタンヤング優勝者、当年9月1日時点で満30歳未満の勝率上位者。ここまで着実に勝率を伸ばしているとはいえ、まだまだ足りないのが現状。「地元なので、当然頭にありますよ。(佐々木)完太と一緒に出場したい。そのためにもしっかり勝率を残さないと」。掲げた目標へ向かって、一心不乱に突き進む。 (福山 脩平)

(2020/12/23紙面掲載)

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