【ボートレース】丸野一樹 イン逃げ圧勝 今年G1 2勝目/若松・全日本覇者決定戦

ボートレース若松G1「読売新聞社杯開設68周年記念・全日本覇者決定戦」 優勝戦/2021年3月19日

 パイナップルナイターのボートレース若松G1「読売新聞社杯開設68周年記念・全日本覇者決定戦」は18日、最終12Rで優勝戦が行われ、好枠を手にしてた丸野一樹(29・滋賀支部)がイン速攻で圧勝。今年早くも2回目、通算4回目のG1優勝を飾った。2着に中田竜太、3着には魚谷智之が入り舟券は2連単、3連単とも本命決着。なお、節間の売り上げは約87億円で若松G1の新記録。

今年2回目、通算4回目のG1制覇となった丸野一樹

初制覇から1年7か月でG1優勝4回

 1号艇で敗れた1月唐津周年の悪夢を払拭するイン速攻。誰よりも早く今年のG1優勝戦3回目の1号艇を手にし、1月尼崎周年に続く今年G1 2勝目。19年8月に地元びわこでG1初優勝して以降、わずか1年7か月でG1を4勝。通算でも優出9回で優勝4回と抜群の勝負強さを見せつけている。

 若松は今節でまだ出場は7回目。これまで一般戦でも優出がない水面だったが、G1で初優出しての初優勝。5月に当地で開催されるSGオールスターにも出場が決まっており、「前哨戦としてはできすぎです」と終始笑顔のヒーローインタビューになった。

SG制覇に一番近い選手

 この優勝で今年の獲得賞金も誰よりも早く3千万円を突破し、賞金ランクはトップに浮上。しかし、「まだSGも始まっていませんから」と気を引き締める。23日からは福岡のクラシック、そして5月にはここ若松でのオールスターが控えているが、「今年はSGで何としても結果を出したい」と決意表明。もはや、その実力を疑うものは誰もいない。今、SG初制覇に一番近い選手なのは間違いない。(井上 誠之)

(2021/3/19紙面掲載)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る