【ボートレース】128期28人 コロナ禍で現地訓練ないまま5月デビュー

128期の養成所チャンプに輝いた飛田(中央)、2着の遠藤(左)、3着の大月(右)

現役選手と走る機会なし

 ボートレースの第128期終了記念競走と修了式が今月19日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。成績上位者による「養成所チャンプ決定戦」を優勝したのは埼玉支部の飛田江己(19)で、イン逃げを決めて、第40代養成所チャンプに輝いた。

 128期の内訳は、男子15人、女子13人。127期の14人に続いて女子の比率が高い。5月以降、各地でデビューする予定だが、不安要素を抱えた期となってしまった。というのも、新型コロナ感染拡大防止の観点から、レース場での現地訓練は行われず。また、養成所に選手を招へいすることができないために、旋回訓練など、現役のアドバイスを請う場も与えられなかった。模擬レースなど、全ての課業は訓練生同士で行った。深沢昌孝主任教官は「実際に選手と走ったことがない状況になりました。全く走らなかった期は初めてではないかと思います」。占部彰二実技教官は「先輩選手とのスピードの違いに戸惑うのではないでしょうか」と懸念する。

養成所チャンプ飛田 5月1日戸田デビュー

 そんな状況ではあるが、有望新人を挙げると、チャンプの飛田はリーグ戦2勝で勝率は2位の7・46をマーク。決定戦準Vの遠藤圭吾(20・東京)は同1勝で勝率7・25(3位)。好成績の2人はB1扱い。藤本紗弥香(23・山口)は高事故率で決定戦入りは逃したが、勝率7・60で同1勝。127期の清水愛海に続き女子で勝率トップに輝いた。最年少の神里琴音(16・福岡)は吸収力に優れ、勝率も6点を超えている。

 128期からは、先陣を切ってチャンプの飛田が5月1日からの戸田GW戦でプロ第一歩を踏み出す予定。果たして、養成期間中一度も現役選手と訓練しなかった前例がない28人は、どんな滑り出しとなるだろうか。(高木 拓也)

(2021/3/31紙面掲載)

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