【ボートレース】篠崎仁志 2度目の地元周年Vへ「応援してくれるお客さんの前で優勝したい」/G1福岡チャンピオンカップ 6/6-11
- 2021/5/21
- ボートレース記事
福岡G1「福岡チャンピオンカップ開設68周年記念競走」 6/6-11
ボートレース福岡のG1「福岡チャンピオンカップ開設68周年記念競走」は6月6日から11日まで6日間、開催される。史上初の6期連続最高勝率に輝いた艇界のスター・峰竜太をはじめ、松井繁、吉川元浩、寺田祥、新田雄史、桐生順平らSGウィナーが多数集結する。強力メンバーを迎え撃つ地元勢も豪華な布陣。瓜生正義を筆頭に、西山貴浩、篠崎元志、岡崎恭裕と役者はそろっている。その中でも3月の当地クラシックで準優勝し、初日のチャンピオンドリーム(DR)1号艇に選ばれた篠崎仁志は、福岡支部で今、最も勢いがある。地元福岡のことや今後の目標について聞いた。(福山脩平)

3月当地クラシック準V
-福岡で今年最初のSG「クラシック」が開催されました。結果は準優勝でした。戦い終えていかがですか。
「優勝を狙って福岡入りしましたが、結果として優勝できなかったので悔しい。それでも一節間、しっかりやりきりました。ファンの中には『優勝戦に乗ってくれて良かった』、『頑張ってくれて良かった』と言ってくださった方もいるので、その部分では良かったのかなと思います。盛り上がっていただいたようなので。初めてSGを住之江で取って、それから初めて迎えた福岡でのSG。次のステップとして、地元(福岡)で優勝したかったですよ。ドリームも6号艇で乗せてもらえましたしね」
―福岡は3場(福岡、若松、芦屋)ありますが、篠崎選手は福岡のイメージが一番強いですね。
「地元意識と言えるかどうか分かりませんが、福岡3場の中で最も走らせてもらっているのは福岡。昔は地区スターにも選んでいただき、多く走らせてもらっています。地元のG1(13年11月の60周年・福岡チャンピオンカップ)を取れた時はすごくうれしかったですね」

超難水面「絶対に地元有利(笑い)」
―多くの選手から福岡の水面は難しいと聞きます。実際、福岡はどんな水面なんですか?
「めちゃくちゃな難水面でしょう(笑)。どのコースも難しい。うねり。ピットが対岸にある。ダッシュのスタートは助走距離が他のレース場と比較して短い…。初めて福岡に来た選手とか、走り慣れてない選手は驚くでしょうね。絶対に地元有利(笑)。走った回数が多い方が絶対有利ですね。うねりって一言で言っても、いつうねるか分からない。どんな大きさなのかも。でも、たくさん走ってきたからこそ、ピットから水面を見ていると、『(水面は)こんな感じかな』って、ある程度、想像ができるんです。そこは経験値かもしれませんね」
イン難しい どのコースでもチャンス
―なるほど。やはり地元の選手が有利なんですね。ズバリ福岡を走るならどのコースが好きですか。
「水面状況によってなので何とも言えないですね。対戦相手のエンジンの仕上がりとか色々条件で違いますし。でも、6コースは嫌いです。勝てない(笑)。1コースも難しい。どのコースからでもチャンスのある福岡の水面だからこそ本当に難しいんですよ。僕は福岡のインで強い? 簡単に勝っているわけではないですよ(笑)。本当に難しい。簡単なレース場ではありませんよ。でも、そこで勝たなくてはいけません」
SG初Vは無観客 ファンの前でウィニングランしたい
―今年も3分の1が終わりました。今後の目標を聞かせて下さい。
「とりあえず最初のSGクラシックは終わったので、次のSG。そして、その次のSGという感じです。やっぱり優勝したいですね。もちろん、福岡チャンピオンカップも。久しぶりに地元のG1も取りたい。福岡で優勝したいです」
―最後にファンへメッセージをお願いします。
「SG初優勝だったオールスター(住之江)は無観客でのレース。やっぱり、応援してくれるお客さんの前で優勝したい。その気持ちはありますね。お客さんの声援は力になります。優勝してお客さんの前で、ウィニングランをしたいですね」
(号外PR版紙面、2021/5/21Web公開)
福岡エンジン評価表や水面攻略など号外PR版の紙面データが閲覧できます
▼画像クリックで拡大します

