【ボートレース】年々レベルアップする「マスターズ」

史上最年少でマスターズチャンピオンを制した原田幸哉

SG並みの顔ぶれ

 先月、ボートレース下関で開催されたプレミアムG1「マスターズチャンピオン」は原田幸哉の優勝で幕を閉じた。優勝戦の決まり手は3コースからのまくり差し。原田らしい素晴らしい走りだった。同レースは年齢制限があり、4月1日現在で45歳以上の選手が出場できる。原田は大会初出場で栄冠を獲得。45歳6か月での優勝は大会史上最年少記録だった。これまでは昨年の村田修次の46歳9か月だった。

 マスターズは2000年に住之江で第1回大会が開催され、高山秀則(引退)が8連勝で完全V。マスターズ創設当初の年齢制限は50歳以上だった。その後48歳以上となり、18年から45歳以上に引き下げられた。

 今年初めて出場資格年齢に達して、マスターズに初出場したのは原田のほか、守田俊介、魚谷智之、佐藤大介、赤岩善生、瓜生正義の計6人。

売り上げ100億円超は万谷章Vの06年以来

 マスターズは年々レベルアップ。SGタイトルホルダーが21人もいた。これは大会史上最多だ。SG並みの豪華メンバーとなったことで注目を集め、6日間の売り上げは約103億円。目標の100億円をクリアした。マスターズの売り上げが100億円を超えたのは2006年に尼崎で行われた第7回大会(優勝は万谷章)以来15年ぶり。昨年第20回大会の売り上げは約54億円で、これを大きく上回った。

 来年の大会はさらにレベルが上がる見込み。同年4月1日の時点で出場資格年齢に達するのは白井英治、平田忠則、中沢和志、中谷朋子、山地正樹、池田浩美ら。今年出ていない前本泰和、山崎智也、深川真二を加えると、そうそうたる顔ぶれになる。さらに見応えのあるレースが展開されそうだ。(尾本 恭健)

(2021/5/26紙面掲載)

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