【ボートレース】男女混合戦で「5キロの差」 女子選手注目の夏が来る
- 2021/7/21
- ボートレース記事
回転の上がり悪くなる夏 行き足やターン後の足に違い
毎日暑いですね。梅雨が明けて一気に夏が本格化。とにかく暑い。最近取材をしていて、気になることがあります。「男女混合戦での女子の舟足がすごい」ってことに。昨年11月から男子の最低体重が52キロに引き上げられました。女子は変更はなくて47キロのまま。変更直後に混合戦を走った選手からは「5キロの差」を嘆く声が多く上がっていましたが、気温が上がってからは、その声がさらに増えてきたように感じます。
ここ最近、気温が30度を超える日が多くなり、大村では最高気温が37度という日もありました。あまりにも暑くて、回転の上がりの悪さに苦労している選手が多く見られました。みんな条件は同じなのですが、ペラ調整に苦労している男子を横目に、女子は日に日に気配アップ。スタートをする時の行き足、ターンをしてからの立ち上がりが、特に男子とは差があったようです。ある男子は「女子力アップですね。足合わせをしたら自信をなくしますよ。一緒に走りたくないくらい足が違う」と苦笑い状態でした。同じ5キロの差でも、冬と夏では想像以上に差が出るようです。
芦屋のオーシャンカップにも、6人の強い女子選手が出場しています。活躍を期待していますし、もちろん舟券の狙いになるでしょうね。ちなみに、大村や蒲郡でも男女混合戦を開催中。他にも22日からのびわこ、23日からは桐生、鳴門、児島の3場で、25日からはまるがめ、26日からは多摩川と、これから男女混合戦が多く開催されます。この夏は、女子選手から目が離せません。(長谷 昭範)
(2021/7/21紙面掲載)