レースほっとらいん【ボートレース】

(2018/6/27紙面掲載)

【ボートレース】

「下関巧者」馬場に注目

ボートレース 山口祐二

GⅠ3節含む6節連続優出

 今月14日に終了したボートレース下関のG1「競帝王決定戦・開設64周年記念」で、馬場貴也(34歳・滋賀支部)=写真=が下関6節連続優出を果たし、優勝戦は山崎智也に競り勝って3着に入った。

 

 「下関は水が合う」と話す馬場は2014年の周年で優出(5着)したのを手始めに15年一般戦③、16年G3企業杯③、17年周年⑤、今年3月一般戦③、そして今回の周年とベスト6入り。下関は優勝経験こそないが、馬場にとっては、ドル箱と言える。6回の優出のうち、レベルの高いG1が3節も含まれているから間違いない。

 

 今回の周年の準優は3コースから握り、1周2マークでインから逃げる山崎を逆転。「グリップがいい。食い付く感じ。乗りやすいから思い切り回れてペラも合う。下関は地元のびわこよりいい」と話していた。びわこは淡水で下関は海水。海水は比較的水質が柔らかく乗りやすいとされる。海水の中でも下関は特に走りやすいようだ。

 

 馬場はライバルでもあるほかの選手に惜しみもなくアドバイス。山崎、長田頼宗、青木玄太はいずれも「馬場選手のおかげで乗りやすくなった」と話していた。特に山崎は「乗り心地が重かったのが改善された」と大喜び。青木も「馬場さんのおかげです。伸びはずっといいし、ペラが合ってターン回りと乗り心地が良くなった」と感謝した。

 

 馬場は今後、びわこ一般戦、若松SG、平和島G1、丸亀SGと各地を転戦する。下関のあっせんは入っていないが、これだけ好成績を収めているので、近いうちにまた下関に呼ばれることだろう。その時はまた「下関巧者の馬場」に注目したい。 (尾本 恭健)