レースほっとらいん

(2018/8/22紙面掲載)

【ボートレース】

石川真二 次はナイター全場制覇だ

石川真二

下関で自身初完全V達成

 福岡支部の石川真二=写真=がボートレース下関の「トランスワードトロフィー2018お盆特選」で自身初の完全Vを果たした。

 

 石川はボートレースで一番1着が取れる確率が高い1コースを狙って動く「イン屋」。自分の特徴を生かすため、出足、ピット離れ重視してペラをたたく。下関では生命線の出足関係を節一に仕上げて、1着をきれいにならべた。

 

 前検で手にした33号機は石川が乗る前は11人が使用して、優出はわずか1回。近況もぱっとせず、Dランクの評価で本体の素性は決していいとは言えなかった。だが「エンジンは悪くない。誰も出足型にしなかっただけ」と、低調機を超抜機に変身させた。

 

 一番危なかったのは準優。インからゼロ台前半のSを決めたものの「ちょっとドキッとして1マークでターンミス」したこともあり、3コースからまくった海野康志郎の引き波に沈みかけた。「完全にまくられたが、エンジンのおかげで勝てた」と振り返った。

 

 「下関がナイターになってまだ優勝がないので、勝ちたい」と、言って臨んだファイナルでは2コースからまくった長尾章平、3コースから差した寺田祥を寄せ付けず栄冠を獲得。下関のお盆レースと言えば石川にとっては完全アウェーの状態だが、地元勢を相手に10戦10勝、見事なパーフェクトVを手にした。

 

 石川によると桐生、蒲郡、住之江、丸亀、若松のナイター開催ですでに優勝経験がある。すでに24場全場制覇を成し遂げており、次なるターゲットはこのほどナイター場に生まれ変わる大村を制してナイターレースの全場制覇を果たすこと。大村のあっせんは今のところ入っていないが、ボートレース発祥の地を走る機会があれば、目の色を変えて優勝を狙うことだろう。 (尾本 恭健)