レースほっとらいん

(2018/10/31紙面掲載)

【ボートレース】

平高奈菜 新スタイル確立目指す

平高奈菜

F3で180日間休み 約半年ぶりの勝利

 ボートレースからつで熱戦が繰り広げれている「日本モーターボート選手会会長杯」の初日。人気の女子レーサー平高奈菜=写真=が会心のまくりを決めて、今年3月9日以来、約半年ぶりの勝利を飾った。

 

 SGにも出場するほどの平高が、なぜ長期にわたり勝利から遠ざかっていたのか。それは前期(昨年11月~今年4月)でFを3本切った影響によるものだ。1月上旬の宮島男女W優勝戦で2本目のS事故を起こすと、3月のびわこG2レディースオールスター準優12Rで遠藤エミ、大山千広とともに勇み足。まさか、まさかのF3で、3月12日から180日間にわたるF休みのペナルティーが科せられた。

 

 9月15日からの平和島一般戦で復帰したものの、高事故率で7月からは出走回数が激減するB2級に降格。今回の唐津で復帰3節目だが、ここまではダッシュ枠が続く。今後は11月13日からの若松男女W優勝戦に出場を予定しているが「今年いっぱいはダッシュから行きます。3本目のFを切った瞬間に決めました」

 

 スローに入らないのはSの安定につながるが、ターンを磨く狙いもある。デビュー12年目。「10年過ぎた頃から衰えを感じている。一からやり直そうと思う。外からターンを磨きます」。長期の休みは、収入こそ激減したが、自身を見つめ直す絶好の機会になった。いつの日か女子の頂点に立つために、新しいレーススタイル確立の日々が続く。(高木 拓也)