レースほっとらいん

(2019/2/20紙面掲載)

【ボートレース】

峰ファミリーの逸材 安河内健

ボートレース唐津 佐賀支部 安河内健
イケメンレーサーの安河内健

兄・将と「一緒に特別戦走りたい」

 グランプリ覇者・峰竜太の弟子は、逸材が多い。G1チャンプの山田康二、昨年104勝を挙げた上野真之介、A1戦士の安河内将は特別戦で活躍し、ファンの間でもおなじみ。この3人に続く存在として、今年頭角を現しそうなのが122期の安河内健(佐賀支部・23歳)だ。

 

 将の弟で、ボートレーサー養成所勝率7・12をひっさげ、昨年5月に地元唐津の一般戦でデビューした。そのデビュー戦ではしかし、3着に1回絡んだものの、転覆やエンストのアクシデントにも見舞われ、先例を浴びる形となった。

 

 さらに厳しい状況は続く。2節目の徳山で待望の初勝利を飾ったが、喜びもつかの間、直後の大村でF。高事故率を抱えたことで、その後は事故率を下げるのが最優先となり、思うようなレースができない状態が続いた。

 

 ただ状況下でも、非凡さを見せる。10月には、丸亀一般戦で2勝目をマーク。今期からは、大外一本ではなく、枠も主張し始めた。勝率こそ2点台だが、先日の唐津一般戦では自身初の予選突破も果たした。

 

 準優進出戦は敗れはしたものの、6コースからSを決めて見せ場は作った。まだまだ粗削りで着は伴わないが、コーナーを全速で回る時のサイドの掛け方からは、確実に成長の跡がうかがえる。

 

 佐賀支部の若手は練習熱なことでも知られる。そんな中にあって、「健はターンがうまい」と先輩からの評価は高い。師匠の峰も「センスはいい」と、期待を寄せている。

 

 目標は「兄と一緒に特別戦を走りたい」。ジャニーズタレント並みのルックスで、実力が伴えば兄とともに篠崎ブラザース級の人気が出ること間違いなし。次走は3月13日からの鳴門一般戦。予選突破を機に、一気に飛躍することを願う。(高木 拓也)