レースほっとらいん

(2019/4/3紙面掲載)

【ボートレース】

岡本翔太郎 初勝利に「ホッ」

ボートレース 岡本翔太郎

険しい道のりも地道な練習実った

 ボートレース山口支部の岡本翔太郎(24)が21日、デビューして1年4か月で悲願の初勝利を挙げた。21日にボートレース下関で開催された一般戦の第2Rで5コースから豪快なまくり一撃を決めた。204走目でついに1着でゴールした。レース直後に大時計付近で水神祭が行われ「(1着を)狙っていました。Sは全速。ホッとしました」と喜んだ。

 

 岡本によると25人いる同期で水神祭は17人目という。岡本は山口県で有数の進学校・山口高出身。高校時代はラグビー部に入り、ポイントゲッターのウィングとして活躍。俊足で50メートルの自己最高はなんと6秒3。県大会を突破、中国大会にも出場したこともある。元日本代表の五郎丸歩(ヤマハ)にも指導を受けたそうだ。

 

 高校2年生の時、瓜生正義がSGで優勝したレースをテレビ観戦して衝撃を受け「こんな世界もあるんだ、と思い、そこから選手を目指した」という。だが、夢はなかなか実現しなかった。ボートレーサー養成所を受けること7回目にしてようやく難関をパス。合格するまで3年半かかったが、養成所ではリーグ戦勝率6・64(4位)をマーク。優秀な成績を収めた。

 

 初勝利までの道のりは険しかったが、岡本は山口の新人の中でもっとも練習で徳山と下関で腕を磨いた。間違いなく練習の成果が出ている。

 

 岡本は初勝利を挙げた翌日に5コースからコンマ01のSを決めて2勝目をゲットした。

 

 下関で現在使用されているエンジンはまだ2節しか消化していないが、岡本が使用した23号機は初下ろしの栗山繁洋が伸びが目立っていた。岡本から新ペラに換わったが、ストレートは選手間でも評判だった。下関で4日開幕するG1「ダイヤモンドカップ」でも注目のエンジンとなるだろう。(尾本 恭健)