レースほっとらいん

(2019/4/10紙面掲載)

【ボートレース】

小野生奈 「水の特命大使」就任

ボートレース 小野生奈
古賀市の「水の特命大使」に就任した小野生奈(左は田辺一城市長)(古賀市提供)

「古賀市に恩返しを」

 うれしいニュースが届いた。福岡県古賀市が新設した「水の特命大使」に、昨年の優秀女子選手・小野生奈が就任した。

 

 大規模な渇水を経験した古賀市が水の大切さを広く共有するため、情報発信の一環として創設。水つながりで古賀市在住のボートレーサー・小野に白羽の矢が立った。

 

 今後は8月1日の水の日に向けてポスターを作成。全国に水の大切さをPRしていく。全国24のボートレース場を持つ自治体との交流も視野に入れる。5日の就任式に出席した小野は「水は人が生きていく上で重要なものです。私はボートレーサーとして命がけでレースに臨んでいます。今回『水』のつながりでこのような大役を引き受けることになりました。古賀市で育ててもらった恩返しの機会をいただきましたので、微力ではありますが貢献していきたいと思います」と抱負を述べた。彼女の努力と結果が認められての任命である一方、ボートレース界にとっても幅広い認知やイメージ向上へ大きな意味がある。

 

 小野が現在出走中の徳山では、地域子育て応援プロジェクト「あそらぼ」が行われている。周南市立徳山駅前図書館とのコラボで毎週土日に開催。レースを開催していない13、14日はボーネルンド遊具の遊び場がレース場内に設置され、映画上映も行われる。レース開催日の20、21日には駅前図書館で、ものづくりのワークショップも開かれる。レース場内外で、子ども向けイベントによる地域貢献に力を入れている。

 

 年間売り上げが右肩上がりで推移しているボート界。収益金の使い方も重要になる。地域貢献、イメージアップ、さらなる売り上げ向上という好循環が生まれている。(中村 雅俊)