レースほっとらいん

(2019/5/22紙面掲載)

【ボートレース】

さらなる売り上げ増へ 女子戦だけのデータを公表しては

好調ボート界支えるオール女子戦

 ボートレース業界は売り上げが順調に伸びている。そのご褒美的な意味合いもあって、この4月から選手賞金がアップされた。その好調な売り上げを支えているのは間違いなくオール女子レース。女子レーサーの人気は大変なもので、福岡で開催中のSGオールスターでもドリーム戦に大山千広と小野生奈の2人が選出されたことにも象徴されている。

 

異例の「特別ヴィーナスS」追加開催

 さらに今月9日には、ヴィーナスシリーズの追加開催が発表された。年度で12開催と決められていたヴィーナスシリーズを今年度中に「特別ヴィーナスシリーズ」として福岡、大村、住之江、尼崎の4場で追加開催。同時に来年度からは全国24場全場で開催されることも発表された。

 

 すでに年間の開催日程が確定している中での追加発表は異例中の異例。それだけ女子レースの人気が高く、業界としてもファンのニーズに応えるべく、追加開催という英断を下したわけ。

 

 これで来年度以降はG1レディースチャンピオンなど女子4大競走やG3オールレディース、男女W優勝戦も含めると、年間を通してほぼ毎日どこかで女子レースを開催している状況になる。

 

出走表に女子戦限定勝率を

 そこでひとつ業界にお願いがある。女子レーサーの女子レースにおける詳細なデータを公表して欲しい。例えば勝率。女子レーサーに限り、女子レースだけの勝率もぜひ算出して出走表に載せるべき。女子レーサーの大多数は女子レースで勝率を稼ぎ、男女混合戦で数字を落としていると思われるが、中には男女混合戦も得意で、どちらも同じような勝率を残している選手もいるだろう。女子レース勝率と従来の勝率を比較することで、女子レースのみ強い選手なのか、男女混合戦でも同じように強いのかがひと目で分かるようになる。

 

 さらにコース別入着率やイン1着率のデータも女子レースだけのものがあるとより一層、女子レースの舟券が買いやすくなるのは間違いなく、さらなる売り上げアップにつながるだろう。(井上 誠之)