レースほっとらいん

(2019/6/5紙面掲載)

【ボートレース】

桑原悠に続け! 長崎支部から“伸び仕様”の新風

木場悠介 長崎支部
木場悠介

木場悠介 伸び型スタイルで勝率アップ

 長崎から新しい風が吹き始めたのかもしれない。今年ブレイクしたのが長崎支部の桑原悠。2月にG1初Vを飾り、3月のクラシックではSG初出場初優出。一気にシーンの最前線に踊り出た。

 

 3カドまくりや大外からの1着など、伸びを駆使したレースは内容も魅力的。桑原は独自のスタイルを確立した。先月29日に終わった芦屋では、その影響が長崎支部の後輩からも感じられた。

 

 デビュー2年半の木場悠介は、桑原が目覚ましく活躍した3月、似た形のペラゲージを引っ張り出し、伸び型のスタイルを模索し始めた。4月のからつルーキーシリーズでは自身初のまくりで1着。「すごく気持ち良かった」と新たな快感に魅了された。

 

 調整でもSでも、まだまだ課題はあるものの、勝率は上昇傾向。何より「(桑原さんに)あやかってます」と話すように、結果を残す先輩の存在が力になる。

真鳥康太 長崎支部
真鳥康太

真鳥康太 チルト跳ね初1着目指す

 半年前にデビューした真鳥康太も木場と同じペラの形状。「少しでも伸びて欲しい」とチルトを0.5度に跳ねて戦う。伸び仕様の分、ターンではマイナスに作用するが、練習から常にチルトを跳ね、苦にならなくなってきたという。

 

 真鳥にとってまず初1着の水神祭が目標となるが、その先には伸びを極める大外のスペシャリストという道があっても不思議はない。

 

 桑原というと、ダッシュ戦になると生き生きとしていて、レース前からワクワクさせてくれる。長崎を中心に今後そんな選手が増えていくのではないかとひそかに期待している。(中村 雅俊)