レースほっとらいん

(2019/9/25紙面掲載)

【ボートレース】

浮田圭浩 A2級復帰へ奮闘中

8月浜名湖で初V

 選手にとって地元のSG開催は一つのターニングポイント。それはSG出場が狙える実力者ばかりとは言えない。

 

 ボートレースダービーは10月22~27日、児島で開催される。今年になって「ダービーに出たいんじゃ」とプリントされたそろいのTシャツを、岡山支部の選手が着ている姿をよく目にした。児島でのSG開催は2年半ぶりだが、「ダービー」は初めての開催。支部全体で盛り上げようとする姿勢を感じさせた。そんな節目の年に再奮起している一人が浮田圭浩=写真=だ。

 

 8月の浜名湖で選手生活17年目にして初優勝。今期勝率は5.85を残す。過去に勝率6点台を残したこともあるが、ここ5期はB1級止まり。それが今期は2年半ぶりのA2級復帰が見えてきた。

 

後輩・山口達也に刺激

 きっかけは後輩の山口達也。ダービー出場に向けて努力する姿に刺激を受けた。「今期は山口に教わって一からやり直している。後輩だけど、選手としては先輩と思っている」。91期の浮田に対して山口は97期。デビューは浮田が3年早いが、レース内容でも取り組む姿勢に対しても尊敬の念を抱く。「(山口から)厳しくは言われないけど、いつも見てくれている。変なレースは出来ない」。技術的な変化ももちろんあるが精神面の変化も大きい。「来期も続くかは分からないけど、(今期終了の10月末まで)とりあえずあと3節」とA2級復帰を目指し奮闘中だ。

 

 岡山支部で地元SGに出場するのは山口の他に茅原悠紀、寺田千恵、田口節子の3人と決して多くはない。それでも支部全体の活性化は他にもあるはずだ。来年のダービーは大村。SG開催は2年連続でもダービーは初開催となる。長崎支部でもきっかけになる選手が出てくるはずだ。(中村 雅俊)