レースほっとらいん

(2019/11/6紙面掲載)

【ボートレース】

畑田汰一 デビュー1年半 センスがキラリ!

畑田汰一

格上相手に好旋回で接戦展開

 8月からボートレース徳山担当になって3か月。ここまで全8節、540レースを見てきた。そんな中、ひときわ乗りっぷりのいいターンをする若手に興味をひかれた。

 

 埼玉支部の畑田汰一(20)=写真=だ。10月9日からの一般戦に参戦。徳山は初出走だった。豪快なターン、速度を保ったままの小回り。随所に見せたスピードターンにセンスを感じた。特に印象に残ったのは、5日目5レースで格上の前出達吉と2着争いを演じたデッドヒート。ボートレースの面白さが詰まった両者の攻防は、胸が熱くなるほどだった。

 

 「ここは水面が広いですね。6コースが遠いし、Sも届かない」。そう話していたものの、節間10走中2着3本、3着1本の走りを披露した。決していいとは言えないエンジン。前節芦屋のFでSを控えている状況。それだけに、余計にターンの鋭さが印象に残った。

 

新適用勝率は同期NO1

 デビュー1年半、4期目を迎えた。同期には、佐賀の安河内健や、やまとチャンプの原田才一郎など楽しみな存在が多い。そんな中、新適用勝率(2020年1月~)は同期でナンバーワンの4・63と健闘している。

 

 ここまで、2走を除き全て4、5、6枠での戦いを続ける。「師匠の中田竜太さんに3期目からインに入っていいと言われました。でも、自分で考えてダッシュから勉強しようと決めました」。同期にはすでに枠を主張している選手もいるが、これも志の高さの表れだろう。

 

 もちろん、まだ課題も多い。そのことは自身が一番自覚している。「まずは来季A級に上がります。ゆくゆくは師匠に追い付いて、そして追い越せるように」。プロとして高みを目指す姿に、土俵は違えど、同じ“新人”として気を引き締め直した。(福山 脩平)