【ボートレース】大山千広 女子最高獲得賞金なるか

QC優勝なら2001年寺田千恵の記録更新

 初のナイター開催で売り上げも驚異の200億円オーバーだった住之江グランプリが終了。ボート界はいよいよ最後のビッグイベント、プレミアムGⅠ「クイーンズクライマックス(QC)」が28日に徳山で開幕する。

 賞金女王を決める年末の大一番の優勝賞金は1500万円。現在ぶっちぎりでトップの大山千広=写真=の獲得賞金は約5350万円。これを逆転する可能性があるのは、2位の遠藤エミと3位の守屋美穂の2人だけしかいない。

 今年、最年少レディースチャンピオン制覇や、女子最年少SG予選突破などを記録した大山には、もうひとつ記録更新の可能性がある。それは女子最高獲得賞金額。これまでの記録は2001年に寺田千恵が獲得した約6721万円。大山がQCで優勝すれば、この記録を実に18年ぶりに更新することが出来る。

 01年の寺田は唐津グラチャンで女子初となるSG優出を果たした年。これ以外にも13回優出して優勝は3回。当時は全体的に賞金が高く、寺田はグラチャン優出5着で900万円、若松のお盆レース優勝で350万円を獲得している。

住之江Fも「吹っ切れた」

 もっとも当時より賞金自体は低いが、今はレディースチャンピオン以外にQC、レディースオールスター、レディースチャレンジカップと女子4大競走がある。そういう意味では女子レーサーにもいい時代になった。

 そんな時代に彗星(すいせい)のごとく現れたボート界のシンデレラが記録更新に挑む。大山は直前の住之江グランプリシリーズで1年7か月ぶりにFを切ったばかりだが、F後の4走目にコンマ08のSを決め、「弱気になりそうだったけど、これで吹っ切れました。大丈夫です」と気持ちをしっかり切り替えた。徳山は相性のいい得意水面でもあり、優勝にもっとも近い位置にいるのは間違いない。(井上 誠之)

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