【ボートレース】デビュー10か月 山田丈に飛躍の予感

飛躍的にレースぶりが良くなった山田丈

徳山ルーキーで自信 唐津で峰と対戦

 ボートレースからつの「お盆特選~がばい王者決定戦~」で、とても勝率1点台とは思えないひときわ目を引く若手がいた。山田丈(21・福岡支部)だ。

 山田康二が地元5回目の優勝を飾り、峰竜太は唐津の連勝を「22」まで伸ばし同一場の連勝記録を更新。ボートレーサー養成所チャンプの末永和也(124期)と常住蓮(126期)が参戦するなど、何かと話題が多いシリーズだった。そんな中にあって、今後の大きな飛躍を感じさせるに十分な走りだった。

 スピードを持ちつつサイドを掛ける、踏み込んだ旋回で中間着4本。「新エンジンの唐津は気配をアップさせることが出来た」。舟券にも2度貢献し、ファンを沸かせた。5日目には峰竜太と初めて対戦。「峰さんとも走れた。また一つ自信になりました」。雲の上の存在のオーラを間近に感じ、さらなるステップアップへの糧を得た。

 昨年11月芦屋デビューの125期。養成所のリーグ戦勝率は4.62で優出はなし。訓練時は目立つ存在ではなかった。デビュー後も、4節目の児島最終日で2着に食い込み初めて舟券に貢献したものの、それ以外は精彩を欠くレースばかり。

 そんなもがき苦しむ状況を抜け出す転機は、今月の徳山ルーキーシリーズだった。節間成績は334354344。上位着こそなかったが「しっかり前を見て走れるようになりました」と振り返ったように、大きな自信を手にしたようだ。

 次走は9月3日からの宮島一般戦。初1着を挙げる可能性は十分で、一気に頭角を現すかもしれない。(高木 拓也)

(2020/8/26紙面掲載)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る