【ボーイズリーグ】薩摩南洲 雨天も集中力切らさず初V/西日本選抜優勝大会(小学)
- 2021/3/21
- ボーイズリーグ記事
第19回西日本選抜優勝大会 2日目(小学生の部)
小学生の部決勝は薩摩南洲ボーイズ(鹿児島)が黄城ボーイズ(西九州)を4回コールドの9-1で破り初優勝を飾った。中学生の部は雨天のため延期。宇和島ボーイズ(愛媛)は棄権し、福岡志免ボーイズ(福岡南)が不戦勝で決勝に進出した。準決勝1試合と決勝は27日に春日市西野球場で行われる。

▼小学生の部決勝(3月21日・香春町総合運動公園)
薩摩南洲(鹿児島)303 3=9
黄 城(西九州) 000 1=1
(4回コールド)
投打に圧倒 4回コールド
薩摩南洲が投打に圧倒した。打っては11安打9得点、守っては先発の古田が4回3安打1失点の力投。重村監督は「今日がはミスがなかった。6年生にとっては、いい思い出になったと思う」と選手をねぎらった。
試合開始直後は、冷たい雨が振り、強い風が吹くコンディション。しかし薩摩南洲ナインは集中力を切らさなかった。初回に相手のミスにつけ込み3点を奪い主導権を握ると、3、4回にそれぞれ3点を追加。中押し、だめ押しと、理想的な展開で、黄城につけいる隙を与えなかった。
4回に4番・浦田が1死二塁から中越えの本塁打を放つなど、それぞれが自分の役割を果たしたことが、大量得点差につながった。小学生の部最後の大会を優勝という最高の形で終え、中原主将は「率直にうれしい。みんなが頑張ってくれた。感謝したい」と喜んだ。
(2021/3/22紙面掲載 ※Web先行公開)
※新聞紙面(3月22日)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真を掲載。また3月26日掲載予定の特集面ではさらに詳しい記事を掲載。九州・山口のコンビニ等でお買い求めいただけます <バックナンバ-お買い求め方法>