【ボーイズリーグ】直方 延長10回激闘制して8年ぶりV/西日本選抜優勝大会(中学)

第19回西日本選抜優勝大会 最終日(中学生の部)

 延期となっていた中学生の部決勝が行われた。タイブレーク(1死満塁)の延長10回までもつれ込んだ一戦は直方ボーイズ(福岡北)が福岡志免ボーイズ(福岡南)を3-2で破り、8年ぶり2回目の優勝を飾った。

2番手の西田は6回1失点の好救援で優勝に貢献した

▼中学生の部決勝(3月27日・春日市西野球場)
直 方(福岡北) 010 000 000 2=3
福岡志免(福岡南)000 010 000 1=2
(延長10回タイブレーク)

女子主将・永富千4回無失点&西田好救援

 激闘を制した直方が8年ぶりに西日本王者に輝いた。先月の予選に続いて女子キャプテンの永富千が決勝の先発マウンドに。持ち味の制球は今ひとつだったものの「気持ちだけは負けないように」とピンチでも強気に腕を振って4回をゼロに抑えてゲームを作った。

 5回からは西田が好救援。「捕手の要求したところに直球が入ってどんどん打ち取れた」と自身初のタイブレークを含む6イニングを2失点に抑えた。

優勝を飾った永富千主将(右端)ら直方ナイン

タイブレーク津田適時打

 タイブレークの延長10回表は先頭の西田が四球を選択し、押し出し。続く津田が左前に運んで計2点を入れた。10回裏は相手の好走塁で1点を返されたものの三邪飛、遊ゴロと無安打で切り抜けた。

 村津監督は「(7回までを)最少失点で抑えてくれた。先攻なのでタイブレークは1点でも多く取りたかったので津田が打ってくれて良かった」とうなずいた。

(2021/3/28紙面掲載 ※Web先行公開)

※新聞紙面(3月28日)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および決勝戦のバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載。また4月2日掲載予定の紙面ではさらに詳しい記事を掲載予定 <バックナンバ-お買い求め方法

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