【ボーイズリーグ】八幡西 今年も強い!2戦24得点圧倒V/九州選抜大会(小学生の部)
- 2021/5/7
- ボーイズリーグ記事
ミズノ旗争奪第17回九州選抜大会【小学生の部】(2021年4月24、25日・熊本県吉松スポーツ公園)
春の九州NO1を目指して小学生の部5チーム(棄権1)と中学生の部16チームが熱戦を繰り広げた。小学決勝は八幡西ボーイズ(北九州)が苅田ボーイズ(福岡北)を4回コールドの15-0と圧倒。中止だった昨年を除けば2大会連続の通算4回目の制覇となった。

▼小学生の部決勝
苅 田(福岡北)000 0=0
八幡西(北九州)159 X=15
(4回コールド)
四兄弟末っ子・藤村3回無失点
やはり今年も八幡西が強い。新チーム初の公式戦は2戦ともコールド勝ちの計24得点無失点。2019年7月以降、九州内の公式戦で無敗を続けている。
“藤村家の最終兵器”が好投した。決勝は藤村泰が打たせて取る投球で3回0封。四兄弟の末っ子。身長約140センチで細身の体形と、3人の兄たちに比べると決して体は大きくない。しかし「物おじしないし、マウンドででかく見える」と中山監督。度胸満点の投球で優勝に貢献した。

3回戸倉の3点打など9得点
15得点と打線も援護した。初回は四球で出塁した福原の好走塁をきっかけに1点を先制。2回に森永のランニング2ランなどで5点を加えると、3回は戸倉の3点三塁打などで一挙9点を入れた。
圧勝の船出となったが、昨年に比べると体格に恵まれた選手は少ない。また、けが人が出れば試合ができない、ぎりぎりの人数だ。ただ「みんな必死。隙を突いてくるような走塁もしてくるし、伸びしろ抜群」と指揮官。先輩たちが手にできなかった「全国制覇」を目指し、新世代の挑戦が始まる。
(2021/4/30紙面掲載)
※新聞紙面(4/30)では記事全文、選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>