【ボーイズリーグ】鹿児島出水 3戦全て完封 支部内大会3連覇/鹿児島県支部長旗争奪大会(中学生の部)
- 2021/6/5
- ボーイズリーグ記事
鹿児島県支部 第18回支部長旗争奪大会(2021年5月9、22日・平和リース球場ほか)
中学生の部は7チームが出場しホークス杯予選を兼ねて行われた。決勝は鹿児島出水ボーイズが薩摩隼人ボーイズを6-0で完封し4年ぶり4回目の優勝を飾った。

▼中学生の部決勝
薩摩隼人 000 000 0=0
鹿児島出水011 202 X=6
橋本 投打に活躍 3回無失点&3安打
鹿児島出水が3戦全て完封で支部内大会3連覇を果たした。決勝は先発の橋本が打たせて取る投球で3回無失点。2番手の佐藤は4イニングをゼロで抑えた。2回に岡田健佑の二塁打をきっかけにスクイズで1点を先取。3回以降も敵失や猿楽の適時打などで計6点を挙げた。
最優秀選手に選ばれた橋本は3戦全て登板していずれも無失点。本職は遊撃だが冬季練習で球速がアップし投手としての起用が増えた。城須監督は「コントロールもついてきたし先発でも申し分ない。テンポ良く投げてくれた」とたたえた。また決勝は3安打と投打に活躍が光った。
準決勝以降無失策 無駄な四球も防ぐ
指揮官は「準決勝と決勝は無失策で投手陣も無駄な四球がなかった」とディフェンス面を評価。これまでは守りのミスや四球が絡んだ失点が目立ったが、失策があっても皆で声掛けをしてカバーし合った。また春季全国大会や九州選抜大会と大きな大会を経験して精神的にも強くなった。「少しのミスでも傷口を広げないようになっている」と成長を実感する。
ただ決勝は6点の内、適時打は1本だけと打線は今ひとつだった。熊本県支部代表とのホークス杯代表決定戦など上につながる大会は続く。城須監督は「守備は継続して打線を雰囲気良くしていかないと」と気を引き締めた。
(2021/5/29紙面掲載)
※新聞紙面(5/29)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録(Web版記事は内容を一部編集しています) <バックナンバ-お買い求め方法>